プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

田口運送グループユニオンコラム「ちょっと聞いてよ」その16「過酷な長時間勤務」

先日、『朝日新聞』生活版の「働く」というコーナーに、こんな記事が出ていました。

息子は運送会社でドライバーをしています。朝5時半ごろに家を出て、始業までの2時間はサービス労働。朝ご飯を食べる時間はないのでおにぎりを2つ持って行き、食べられるときは合間に食べるそうです。帰宅も遅く、夜11時を回ることがざらです。こんなに働いても、基本給は月7万円です。あまりの過酷さに、労働基準監督署に相談しました。1日13時間拘束までは認められ、16時間まで延長できると聞きました。こんな働き方では、いつか事故を起こすのではと、毎日心配です。(埼玉県 60代女性 主婦)

どうですか? 16時間と簡単に言いますが、通常の労働時間の2日分です。トラックドライバーの皆さん、おおよそこのような勤務体系なのでしょうか?「まだ、家に帰れるだけ、いいよなぁ」なんて声が聞こえてきそうですねぇ。この記事のお母さんはとても心配しています。当たり前です。こんな働き方をしていたら、死んでしまいます(過労死)。この、母親の心配を、自分の最愛の人に、家族に置き換えてみてください。こんなに、働かないと生きていけない時代になったんでしょうか?
皆で、変えませんか? 同じ会社の誰かが苦しんでいるかも知れませんよ。また、働いた分の給料はしっかりと請求して、もらいませんか? 組合は、いつでも相談にのります。家族とゆっくりと楽しめる時間が多くとれる明日を考えましょう。

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ドライバーのみなさん、職場で困ったことがあれば、泣き寝入りしないで、「プレカリアートユニオン 田口運送・都流通商会支部(田口運送グループユニオン)」にご相談ください。ドライバーでも管理職でもアルバイトでも誰でも一人から加入できます。

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