プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

『朝日新聞』(2013年4月9日付朝刊)に田口運送グループユニオンの記事

田口運送グループユニオン(田口運送・都流通商会支部)の活動が写真入りで紹介されました!
http://digital.asahi.com/articles/TKY201304080741.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_TKY201304080741
朝日新聞』2013年4月9日朝刊
労組旗揚げ、初めての春闘
(略)
■中小の同業者で連携 「トラック運転手組合作りました よろしく!」
 2月20日の夕方、東京都中央区の物流センター前。東京都内の運送会社に勤めるトラック運転手梅木隆弘さん(44)=東京都=が、荷物を積みに集まる運転手に、労組への勧誘ビラを配っていた。
 トラック運転手たちは会社で顔を合わせることはほとんどない。そこで、非番の日の夕方や早朝、運転手が集まりやすい物流センターや高速道路のサービスエリアを回る。
 他社の運転手にも声をかける。「同業の人すべてに関わる問題。みんなが置かれている労働環境を自覚すれば、業界ごと変えられる」。梅木さんは昨年11月、同業他社で働く運転手とともに、1人でも入れる労組「プレカリアートユニオン」の支部を職場につくった。
 車内の待機時間も含めると拘束は1日12〜14時間。月に計250〜300時間働くが月収は25万円。「20年前は50万円だった。働きに見合った給料をもらっていない」という。「残業代の支払い徹底」「商品を壊した時の弁償制度の廃止」を約束させるため、会社と交渉中だ。
 ビラ配りを始めて数カ月。他社の運転手から声をかけてもらう回数も増え、自分たちの活動が広まってきたと感じている。「組合員も着実に増えている。この春闘で、なにか一つでも勝ち取りたい」(牧内昇平)
(略)