ブーン、ブーン、プシュウ、プシュウ――と今日も沢山のトラックが町を走っていますねぇ。
大きなトラックから軽トラックまで本当にたくさん走っていますよね。トラックがなくては、また、配送している業者さんがいなくては、我々の生活は成り立ちませんね。ここまで、我々の生活は便利になったんですね。パソコンでちょこっと欲しい品物を注文すれば、すぐに手元に届く。夢みたいな暮らしになりましたね。
ところが、その反面、その便利な生活を裏打ちするように、その流通を支えるトラックがかなりたくさん必要になりました。今は、少しのノウハウで誰でも運送業に参入できるようになったんです。小泉規制改革で、誰でも、条件を満たせば、すぐ運送業ができるようになったからです。この規制緩和が、過当競争を招き、運送業に従事している運転手の就業環境を悪化させ、社会における危険を増やし、一般車両においても、通行している人においても、また、その家族にとっても最悪な、不幸な事故が後を絶ちません。
そのようななか、監督官庁は何もしていないわけではありません。そうです。就業環境や交通安全、いや社会に対してに配慮すべく、悪質な違反をとり行った業者を公表し、社会に対して注意喚起をしているのです。それが、「関東運輸局 行政処分情報」です。
関東運輸局管内の行政処分等の状況
http://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/page3/index.html
国土交通省行政処分情報検索サイト
http://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/03punishment/cgi-bin/search.cgi
これには、様々な違反を働き、どういう処分を受けたかが企業ごとに書いてあります。もっと、もっとより多くの方に、周知されるべきだと思います。特に、その車両を使用している(企業と契約している)荷主さん等には、よくよくご覧になっていただきたいものです。気になるあの会社を調べて皆で監視していきましょう。こういう、社会的なリスクを少しでも減らしていきませんか？ 不幸な事故を減らしていくために 明日からはじめましょう。
この行政処分情報に、残業代が支払われない会社とか商品事故をして給料からお金を天引きする会社とかいじめの配車をする会社などの情報が閲覧できるシステムができるといいですよねぇ。
どうですか？ トラックドライバーの皆さん。
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