毎日毎日、眠い目をこすりながら、痛い腰をさすりながら、日々、し烈な業務に携わるトラックドライバーの皆さんお疲れ様です。10月18日はトラックドライバーの日です。今日は、仲間の為を思い、日々の業務について考えましょう。
我々は、日々の業務で様々な問題を抱えています。商品事故の給料天引き・異常な長時間労働における残業代未払い・慢性的な労災問題・20代の若者(労働者)の激減や未定着等々、このような問題を解決するためには、日頃、ハンドルを握り額に汗している我々が社会に広く訴えていく必要があります。
皆さんの会社に20代の若者がどれだけ働いていますか? 本当にごくわずかな人数ですよね? 女性のドライバーもそうですが、20代のドライバーが本当に少ないですよね? なぜなんでしょう?
『物流ウィークリー』というトラックの業界紙が「入社しても2〜3年で辞める若者 心とらえる取り組みを」として、こう報じています。http://www.weekly-net.co.jp/logistics/post-8983.php
トラックに最新のオプションをつけたり、「心をつかむ方法」を考えれば、離職率が減少していくのではないか、というのですが、現場で働く皆さん、本当にそうですか?
入社したての新人さんに新車(ハイグレード)をあたえて業務を行わせるというようなことが、本当にありえますか? 実態はそうではありませんよね。
初めてドライバーの仕事をする若者や女性は、少ない給料の中から業務中の商品事故の弁償金を給料から天引きされ、異常なまでの長時間労働に対する残業代が払われず、毎日いわれる理不尽に耐えられないのではないですか?
現在、どこの職場でも、コストカットの為人員が削られ、トラックドライバーである我々がさまざまな事を現場で無理を押し付けられていますよね? 求人広告とあまりにちがう内容に腹を立てていますよね? 違いますか?
トラックドライバーの日は、「ドライバーの地位向上」を目指すものです。今日の日をきっかけに皆でたちあがりましょう。
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