社会福祉法人同愛会の労働組合「ゆにおん同愛会」のブログで、ブラック企業被害対策弁護団編・清水直子著『ブラック企業を許さない〜立ち上がった若者たちに学ぶ闘い方マニュアル』（かもがわ出版）を紹介していただきました。有り難うございます！
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労働組合はブラック企業に立ち向かう最大の武器ですが、「労働組合は解決を請け負うところではない」と重要なことがはっきりと書かれています。「任せておけば、代わりに問題を解決してくれる請負屋や便利屋ではない。まず、労働組合は弁護士ではないので、代理はできない。労働組合があなたの問題解決のために動く場合は、あなたが組合員になる必要がある。」それは合同労組も企業別労組も変わりがありません。
かつて、ゆにおん同愛会に相談してきた職員へ「組合に入って一緒に動いてほしい」と伝えたところ、「引き換え条件を出すつもりか！」と強く反発されたことがありました。労働組合は、「仲間の助け合いの力で問題解決に取り組む」ものです。お互い様の助け合いが団結です。助け合うために団結権を行使するのです。自分は助けてほしいが仲間同士の助け合いに参加するつもりがないのならば、問題解決は難しくなるうえ、経営者への直訴のような個人的な問題解決は決して他の職員や組織の改善のためにはならないでしょう。（「ゆにおん同愛会」のブログより）
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