プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

TBSテレビのニュースで「人手不足のトラック業界、小口・多頻度化が拍車」

TBSテレビのニュースで、「人手不足のトラック業界、小口・多頻度化が拍車」としてトラック業界の労働条件を取り上げています。

ネット上で映像を見ることができます。

http://news.tbs.co.jp/20140704/newseye/tbs_newseye2241436.html

* * * * *

私たちの生活を支える物流。これまで、1つの商品を大量に運んでいた運送トラックですが、最近では小口の注文が増え、1台が運ぶ商品も多様化し、作業量も増えています。一方で、トラック業界は今、深刻な人手不足で、国土交通省でも有識者会議が対策を話し合うほどです。膨らむ消費者の欲求に業界はどこまで応えられるのでしょうか。

 午前3時、運送会社はすでに臨戦態勢です。ベテランドライバーの1人、山崎正之さん(52)。山崎さんは、卸売業者からの発注を受け、スーパーやコンビニなどの物流センターへと配送します。

 「『午前中までに納品してくれ』とかそういうところが多いので、結構、時間との勝負」(山崎正之さん)

 午前5時、1件目に到着。着くなり、どこかへ急ぎます。追いかけていくと・・・

Q.これ、いま何をしている?
 「順番をとるんです」
Q.順番をとるとは?
 「(荷降ろしの)受け付け。混むところはこういうシステムになっている」(山崎正之さん)

 着いても、すぐに荷物は下ろせません。順番待ちは熾烈な戦いなのです。山崎さんはどうにか3番目に入りました。

 「昨日から来ている人もいる」(山崎正之さん)

 コンビニやスーパー、工場などからの注文は、以前は大口が多かったため、配送回数が少なくて済みました。ところが、今は、日々、小口の発注が細かく入り、少ない荷物をあちこちに運ぶようになりました。小口・多頻度化と呼ばれる状態です。このため、配送時間は絶対厳守。しかし・・・
(※番組ウェブサイトより。つづきも番組ウェブサイトに掲載されています。)