川崎陸送ユニオン結成！
川崎陸送株式会社で働く皆さん
労働組合プレカリアートユニオンに加入して雇用を守ろう！
川崎陸送株式会社の静岡県清水営業所で働くドライバーが全員加入し、２０１４年１２月、川崎陸送ユニオン（プレカリアートユニオン川崎陸送支部）を結成しました。川崎陸送は、この間、地方の営業所を次々と閉鎖しています。あたかも、運送業務を下請けに出して利益を得るだけの会社になろうとしているかのようです。静岡県清水営業所の仕事も、ドライバーを低い待遇で働かせる別会社を作って（川崎陸送社長の樋口恵一氏が社長を務めています）、この別会社に引き受けさせています。
組合員は、「川崎陸送には、自社で責任を持って運送業務を続けてほしい！」という思いで、力を合わせて降りかかる火の粉を払い、さらに仲間を増やして雇用を守ります。川崎陸送で働くみなさん、関連会社・下請け会社で働く皆さん、ぜひ、プレカリアートユニオンに加入して、力を合わせて雇用を守り、責任持って仕事のできる環境を作りましょう。懲罰委員会の手続き（解雇、減給、職変更など）は公平ですか？ ＱＣ活動について正直な意見を言えていますか？ 仕事の悩みや不安をお知らせください。
川崎陸送は団体交渉に応じろ！
組合員は個人加盟の労働組合・プレカリアートユニオンに加入する前に、３年間ほど、別の２箇所の個人加盟組合に加入していました。しかし、団体交渉の開催回数も少なく、交渉が進展しないことに不安を感じ、それらの組合を脱退し、プレカリアートユニオンに加入、支部を結成しました。プレカリアートユニオンは、２０１４年１２月に、前の２つの組合に対する脱退届けの写しを添えて、加入通告と団体交渉申し入れをしましたが、川崎陸送は、かつて加入していた２つの組合からの通知がない、などとして団体交渉応諾の回答をしませんでした。これは、労働組合法７条２号（団体交渉拒否）に違反する不当労働行為です。プレカリアートユニオンは、即座に２０１５年１月１３日、東京都労働委員会に不当労働行為救済申し立てを行いました。
ドライバーが安心・安全に働くことができなければ、輸送の安全・道路の安全も守れません。川崎陸送で働く皆さん、誰でも加入できる労働組合プレカリアートユニオンに加入して、雇用を守り、残業代も適正に支払わせましょう。地元のみなさま、取引先のみなさま、監督官庁のご担当者、同業者のみなさま、川崎陸送がコンプライアンスを尊重し、労働法を守り、働く人を大切にして事業活動を行うよう、ご指導・ご協力をお願いいたします。
■ご意見は→川崎陸送株式会社 樋口恵一社長
東京都港区新橋３−２２−１ ＴＥＬ０３−３４３４−７２１１
●労働相談は、誰でも１人から加入できる労働組合
プレカリアートユニオン 〒151-0053東京都渋谷区代々木4-29-4西新宿ミノシマビル２Ｆ
TEL03-6276-1024 FAX03-5371-5172
info@precariat-union.or.jp ※会社のＰＣからは相談メールを送らないでください
プレカリアートユニオン川崎陸送支部
＝川崎陸送ユニオン組合員より
私は、３０年近く川崎陸送で働いてきましたが、定年退職者があまりにも少ないことが気になっています。入社して希望に満ちている時期も、長くは続きません。途中で辞めるようにし向けられるトラップが就業規則に盛り込まれ、「嫌なら辞めろ！」と言われて辞めていった、管理職、事務職（一般職・総合職）、現業職（フォークリフト）の方たちを何人も見てきました。
トラップというのは、全社的には、上がりにくく下がりやすい評価体制です。ほかにも、管理職は頻繁に転勤があり昇格、降格も頻繁、年俸制で減給も頻繁、という不安定な状況で働いています。
乗務職、現業職は事故によるプレッシャーが強く、追い詰められた精神状態で働いています。
目的が不明確な研修が増える一方で、表彰制度が全面的に廃止されました。仕事のやりがいも奪われています。
５６歳降車制度（５６歳到達時に４０代の運転能力がないとトラックには乗れないようになる）など、合理性が不明確な制度により、不安を抱えて仕事をしなくてはならないのが現状です。
清水、埼玉、名古屋などの営業所では、別会社に川崎陸送の名前（看板）の入ったトラックを運転させています。荷主や同業者は、あたかも川崎陸送の社員が仕事をしているように見えるかもしれません。責任を持って自社で運送をする仕組みをなくそうとしているかのようです。それでいいのでしょうか。
責任を持って仕事をし、安心して長く働ける環境にするため、皆さんの力を貸してください。
■ご意見は→川崎陸送株式会社 樋口恵一社長
東京都港区新橋３−２２−１ ＴＥＬ０３−３４３４−７２１１
●労働相談は、誰でも１人から加入できる労働組合
プレカリアートユニオン 〒151-0053東京都渋谷区代々木4-29-4西新宿ミノシマビル２Ｆ
TEL03-6276-1024 FAX03-5371-5172
info@precariat-union.or.jp ※会社のＰＣからは相談メールを送らないでください
http://d.hatena.ne.jp/kumonoami/
http://www.precariat-union.or.jp/
