鵬紙業との春闘交渉についてご報告します。
去る3月25日に第1回春闘交渉が行われました。 要求は賃金月額3500円アップと完全週休二日制の実現でした 。回答は双方ともゼロ回答。会社側から所属部署において1000円から3000円の昇給をしており、さらなる昇給はしないとの説明。すでに行われたこの昇給も、組合員が代表者選挙の時に春闘の実施を公言したからで、春闘要求がなされる前に過去数年に渡って行ってこなかった賃上を微々たる金額でごまかそうとしているだけのように思われます。
完全週休二日制については、昨年より10日以上増加させているので、今のところ考えていないとのこと。使用者側は限りなく法定労働時間一杯まで労働者を働かせようする傾向にあります。ここで今一度、原点に立ち返って考えてみてください。仕事の目的とは何かを。
会社が、利潤を追求し、利潤が労働者にも還元されれば、使用者と労働者が共存共栄できるはずです。高度経済成長期でもないので、労働時間の長さが会社の業績、成長に結び付かないことくらいは会社も理解すべきです。現代の求職者は、賃金もさることながら、休日数も仕事を選ぶ際の重要なファクターとなっています。鵬紙業のなかに、休みを返上してでも仕事がしたいという人がどれだけいるでしょうか。
会社側から当方の質問事項に対する回答もありましたが、それについては次回交渉後に報告させていただきたいと思います。ご注目ください。
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