解雇予告手当と残業代不払いの問題で交渉していた東京都の不動業、建設業を営む会社と和解しました。
解決に際し、当該のSさんは以下のように語ってくれました。
はじめは自分1人で闘いました。出来ることは全てやった。労基署や弁護士など含め、色々な所に相談したが、費用倒れになってしまうリスクなども考えると難しいと言われました。自分の主張はあくまで法律通りに支払ってほしいということだったのに、どうしてこんなに解決が難しいのかと、壁にぶち当たった思いでした。
プレカリアートユニオンの存在を知ったのはそんな時でした。他のところでは解決は難しいが、この組合ならば解決できると考えて加入しました。他人事でなく自分事として労働問題を聞いてくれた、電話での熱意のある対応が加入の決め手になりました。「ここで駄目なら諦めよう」という気持ちで闘いました。思った通りの解決ができてよかったです。
自分と同じような思いを持っている人は少なくないと思います。労働問題は多くの人が泣き寝入りを選びます。今日当たり前の労働者の権利は、先人が血を流して闘って勝ちとったもの。今後は自分に出来る範囲で、労働問題に悩む仲間を勇気づけていくことが出来ればと考えています。
団体交渉の席で、会社は雇用契約書・就業規則がなかったことなどについて反省の意を示し、今後は労働法などコンプライアンスをしっかりと守り経営をしていくことを表明してくれました。
労働相談は 誰でも1人から加入できる労働組合
プレカリアートユニオン
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