プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

名作たちが泣いている!東映アニメーション(髙木勝裕代表取締役)はハラスメントをやめろ!

【意に沿わぬ社員への仕事外し】
Aさんは東映アニメーション株式会社で演出として契約社員で働いていました。あるとき演出指示について、作画監督から大きな声で怒鳴られ、演出業務から外されてしまいます。上司に相談をすると、「(アニメーターは)騙して使え」や「働きバチが必要」などと指導を受けます。彼は、倫理的に問題あることに協力し、職場の仲間を騙して使うことに耐えられなかったため、これに異議を唱えると、契約書自体を変更されてしまいました。スタッフに指示を出すのは演出として当然なのに、会社の恣意的・一方的な評価で仕事を取り上げられてしまったのです。


【背景には非正規差別と抑圧】
現在、大泉スタジオで働く従業員の大半が非正規社員です。現場のスタッフは、例え勤続30年以上で名作を残した監督であっても、契約社員か業務委託です。賃金や待遇面で格差をつけ差別をし、力関係によって抑圧的忍従を強いられ、低待遇・作業過多の劣悪な職場環境下に置かれています。会社は、機嫌を取り自尊心をくすぐり、巧みに彼らの不満を逸らしていますが、一方で正社員の待遇は業界でも屈指です。

【異動先は追い出し部屋!?】
演出助手への契約変更に同意しないAさんに、会社は退社をチラちらつかせながら更に迫ります。複数人で他の仕事に移るように詰め寄られ、仕方なく応じると、その後の行き先はスタジオとは別棟の窓の小さな部屋で、テープの再生、巻き戻し、段ボールへの梱包などをする仕事でした。

【ホットラインに相談するとハラスメントが激化】
Aさんは外部に窓口を委託している東映グループホットラインを利用しますが、対応したのは社内の監査部の人間であり、監査部長とAさんの移動先を決めた人事部長は、元同じ部署の部長次長の間柄でした。その後、第三者機関を入れて話し合いをすると、Aさんを演出として使わないよう上司の複数人にメールを出しました。

【団体交渉を申し入れるも不誠実な対応を繰り返す東映アニメ】
Aさんは誰でも1人から入れる労働組合プレカリアートユニオンに加入し、役職の復帰や、就業規則や賃金規定、など諸規定の開示、就労環境の整備を求め団体交渉を申し入れました。会社は都合の悪い質問に答えず、就業規則を切り抜いてごく一部を開示するのみで、社内のルールをほとんど組合に開示しません。Aさんは演出の仕事を外され、不当なコンセンサスの形成された職場でハラスメントに晒されながら、2年以上働き続けています。

労働組合に対し不誠実な交渉を行うことは、労働組合法違反の違法行為です。現在、東京都労働委員会でこの違法行為の調査が進められています。皆様からも「東アニ」にご意見・ご指導をお願いします。

【ご意見・抗議は】株式会社東映アニメーション 髙木勝裕代表取締役
〒164-0001東京都中野区中野4丁目10番1号中野セントラルパーク イースト5階
TEL03-5318-0678

労働相談は 誰でも1人から加入できる労働組合
プレカリアートユニオン
〒160-0004東京都新宿区四谷4-28-14パレ・ウルー5F
ユニオン運動センター内
TEL03-6273-0699 FAX03-4335-0971
ウェブサイト https://www.precariat-union.or.jp/
ブログ https://precariatunion.hateblo.jp/
メール info@precariat-union.or.jp

f:id:kumonoami:20201005192141j:plain

f:id:kumonoami:20201005192153j:plain