プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

【動画公開】LGBTQs労働相談応援ライブ、熱く、温かく(2021年12月12日・早稲田RiNen/出演:ゴリラ人間ズ、KAB.、虹組ファイツ)

 2021年12月12日、プレカリアートユニオン主催の「LGBTQs労働相談応援ライブ」を早稲田RiNenで開催しました。組合員を含む30人が参加し、誰もが勇気づられる場となりました。ハードコア・ジャズバンドのゴリラ人間ズ、シンガーシングライターのKAB.さん、LGBT業界で活動するゲイアイドルごっこサークルの虹組ファイツに出演いただき、司会はトランスジェンダー活動家の畑野とまとさん、組合員でトランス男性の看護師である浅沼智也さんに務めていただきました。
 1番目に元気に歌って踊ってくれた虹組ファイツのお二人(総勢40人以上のうち当日はお二人が出演)は、当初、「ゲイアイドルグープに参加している」と言い出せずに「ダンスサークルに参加している」と言っていたというエピソードも話してくれました。今は、虹組ファイツの活動について、周囲の人たちも肯定的に受け止めてくれているそうです。活発にライブ活動をしているので、興味を持たれた方は、検索してみてください。
 2番目にギターとキーボードの弾き語りをしてくれたシンガーソングライターのKAB.さんは、伸びやかで美しい歌声を披露してくれました。恋愛を含む生き方や生活の切実さを歌った、切ない歌詞が印象的でした。曲の合間には、「助けを求めてよいか分からないときに、こういった(プレカリアートユニオンのような)団体があるのは心強い」とお話してくれました。KAB.さんも配信も含めて頻繁にライブを開催しています。
 トリを務めたのは、プレカリアートユニオンの稲葉書記長がベースを担当しているゴリラ人間ズ。当日は、元アイドルバンド(メンバー全員体重100キログラム以上)で活動していた、ボーカルのハンサム判治さんのほか、ギター(TAMAKI)、ベース(稲葉一良)、アコーディオン(橘田美穂)、サックス(藤田純平)、ドラム(垣内雄太)のフルメンバーで出演してくれました。
 どんなバンドかというと、「ジャズ好きなバンドマンが難しいことを抜きにしてジャズで自由に遊ぶバンド。ハンサム判治の原始的な唄をジャズスタンダード代わりに使ってメンバーが思うそれぞれのジャズで熱くぶつかり合うバンド。ジャズにありがちな排他的な敷居の高さをぶち壊すバンド。ジャズが圧倒的に感情的で肉感的で自由で狂っとる音楽ということを証明するバンド。」(公式ウェブサイトより)とのことで、ハンサム判治さんの巨躯から発せられる力強い歌とメンバーの自由な演奏で、会場を楽しく盛り上げてくれました。ジャズでした。
 ライブの締めくくりには、静岡で相談活動に取り組むトランス女性の仲間の誕生日をサプライズでお祝いしました。この日、心に灯った温かいものを大切に、来年も、セクシュアリティにかかわらず、誰もが安心して働ける社会を実現するため、LGBTQs労働相談の周知、相談対応、交渉、職場環境の改善に取り組んでいきます。
 清水直子(執行委員長)

 

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