プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

フィットネスクラブの運営を行う東急スポーツシステム(株)(佐藤悠歩代表取締役)は、社会保険加入逃れに意見したインストラクターの解雇(雇い止め)を撤回しろ!

フィットネスクラブの運営を行う東急スポーツシステム(株)(佐藤悠歩代表取締役)は、社会保険加入逃れに意見したインストラクターの解雇(雇い止め)を撤回しろ!

 東急スポーツシステム株式会社は、2018年8月から契約を繰り返し更新し、フィットネスクラブのアトリオライトたまプラーザ店で、フロント業務、インストラクター業務、ジム施設に関する設備維持業務、清掃業務に従事し、店舗責任者を務め、2020年10月からは東急スポーツシステム株式会社の希望でパーソナルトレーニング業務を行ってきたAさんを2022年3月31日付で解雇(雇い止め)しました。

 東急スポーツシステム株式会社においてAさんは、違法に社会保険から脱退させられそうになり、2021年1月15日東急グループのヘルプラインに相談した結果、なんとか社会保険に加入し続けることができる、ということがありました。東急スポーツシステム株式会社は、このことを逆恨みし、Aさん組合員を2022年3月31日で解雇したと受け取らざるを得ません。解雇理由は「新型コロナウイルス感染症の拡大により会員数が減少したことに伴い、事業所の運営体制の合理化を図る必要があるため。」とされていましたが、詳細や根拠の説明は一切されていなません。アトリオライトたまプラーザ店でこのときに解雇されたのはAさん1人だけでした。

 Aさんが加入した、誰でも1人でも加入できる労働組合プレカリアートユニオンは、東急スポーツシステム株式会社に対し、他店舗へ異動して雇用を継続するなどの合理的な解決案を示しましたが、東急スポーツシステム株式会社は、2022年8月31日、プレカリアートユニオンとの団体交渉にてAさんの解雇問題の解決を拒否しました。やむを得ず、Aさんは、2022年9月15日、東京地方裁判所に雇用関係にあることの地位確認を求める労働審判を申し立てました(その後、請求を拡張し、未払い残業代も請求)。

 プレカリアートユニオンは、東急スポーツシステム株式会社に対し、やむを得ず、ビラ配り(手渡し、郵便受けへの投げ込みなど)、インターネットを活用した本件の社会化、街頭宣伝行動、デモ行進、社前集会、親会社・主要取引銀行・主要顧客への要請行動、監督官庁への要請行動など、大衆行動に取り組まざるを得ない状況です。周辺の皆様、お騒がせをして恐縮です。フィットネスクラブでパーソナルとレーナとして活躍し、インストラクターとして真面目に勤務したAさんの雇用と生活を守るため、ご支援・ご協力くださいますよう、お願い申し上げます。

【ご意見・抗議先】
東急スポーツシステム株式会社
東京都渋谷区円山町5-5(橋本ビル 2階)

TEL03-3477-8622
代表取締役 佐藤 悠歩

【労働相談は】
誰でも1人から加入できる労働組合
プレカリアートユニオン
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