一昨年から多摩美のユニオンを通じて交渉してきた大学非常勤講師の科研費申請について、4月から大学に新たな制度がつくられることが決まりました。
2018年に彫刻学科の教員間ハラスメントが認定され、被害を受けた教員の配置転換(学科からの追い出し)を大学が強行しようとし、これを学生有志とともにプレカリアートユニオンを通じて阻止してから、「学科の独立性」というともすればハラスメントの温床にもなってしまいうる大学の構造を変えるための手立てを、ずっと考えてきました。
数としては大学の教員の半数以上を占める非常勤講師との共同研究により、学科の垣根を越え、学問・研究の場としての大学の在り方を再確認できるのではないかと思い至り、一昨年から、非常勤講師の科研費への応募ができない現状について、これを変えるための交渉を続けてきました。
予想よりも時間がかかり、2年を費やしてしまいましたが、ようやく新たな制度をつくることができました。どのような制度なのか、交渉の方法などは、近日中に解説の動画を公開します。多摩美だけではなくほかの大学でも使える手法です。科研費に応募できない大学に勤めている非常勤講師にとっては朗報であるはずです。理不尽な現状は労組で変えていきましょう。
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