【組合員紹介&組合員の手記】運送会社で社長の横暴に待ったをかける 残業代払わせ就労環境改善に取り組むIさん
小規模の運送会社でドライバーとして働いています。そろそろ10年目になります。入社当時を振り返ると、会社がまだ軌道に乗っておらず、友達と一緒に入社、給料と会社の発展のため、古いトラックで休みも取れず、寝ずにハンドルを握ってきました。
その頃は社長の右腕として良い関係でしたが、徐々に仕事と新車両が増え、社長の考え方が急変し、何でも自分が正しいと言い始め、誰が何を言っても聞いてくれず、パワハラ、嫌がらせ、配車差別が当たり前になり、一緒に頑張ってきた運転手仲間達が次第に嫌になり、どんどん辞めて行く始末。
年次有給休暇でさえないと言われた時期があり、辞めた運転手がいたことをキッカケに労働基準監督署が入りました。自分ともう1人の運転手は、年末年始に集中して年次有給休暇を取得させられました。毎日、仕事がない、物量が少ないと配車係に指示され、約40日間、年次有給休暇を使わされました。その間、収入が減りました。仕事がないと説明していた期間も、新入社員を雇用。会社の非常識な行動に抗議しても誤魔化すばかりで何ひとつ労働者の話を聞いてくれず、我慢をするしかありませんでした。
長年に渡り、会社とは幾度となく色々な問題につい改善を求め来ましたが、全く改善されません。逆にそのことを社長や会社に訴えた人たちに嫌がらせ、配車差別、パワハラをされました。社長の行動は次第にエスカレートし、意味の分からない理由での解雇処分をされた人がいたり、会社の圧力で辞めて行く仲間たちを見て、自分自身も配車差別により給料が激減し、普通に生活ができないレベルに減額され、1人では会社と話し合いが出来ないと分かり、我慢できず、インターネットを通して知った、誰でも1人でも入れる労働組合のプレカリアートユニオンに加入しました。
YouTubeで委員長や書記長その他組合員が発信している、労働者に対する誠意、活動に感動しました。辞めていった仲間たちとともに組合に相談をしたところ、熱心に私たちの問題を聞いて、取り組み始めてくれたことに心を打たれ、心が沸き会社と闘うことを決心しました。
私は在職し続けるなかで、2回目の団体交渉を終え、会社側が未払い賃金を支払うことに合意。その他の労働環境の改善を求めているところです。どんな仕事でも1人で悩まず、相談して、団結しましょう。力を合わせれば突破口が開かれるはずです。
I(組合員)
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