プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

【解決報告&組合員の手記】介護事業所でパワハラ被害と退職強要。企業内組合からも裏切られ退職願提出迫られるも、プレカリアートユニオン加入で早期解決!

【解決報告&組合員の手記】介護事業所でパワハラ被害と退職強要
企業内組合からも裏切られ退職願提出迫られるも、プレカリアートユニオン加入で早期解決!


 私は、今年4月末にプレカリアートユニオンに加入し、団体交渉、事務折衝の結果、90日後に和解協定にて要望を100%達成するかたちでのスピード解決に至りました。ユニオンの仲間たちに多大な尽力、勇気を賜りたいへん感謝しています。
 勤務していた社会福祉法人は社内労働組合があったため、管理者からのパワーハラスメント、理事長からの自宅待機強要、退職勧告通知等を撤回させるための相談は、社内組合委員長を同伴し交渉を行っていました。
 当初、労働組合の協力があれば、退職勧告は撤回され、パワーハラスメントも謝罪を受けて解決できると信頼していましたが、団体交渉を行うごとに、社内の労働組合の委員長から退職勧告に応じることが、和解金を受領でき、最も円満解決に繋がると促され、何度も退職願いを提出するよう強要されたため、疑問に感じ、退職届を提出する前日、知人に相談したところ、社内労働組合は事業所法人と共謀している場合が多いので留意すべしとの助言を受けました。


■絶体絶命のピンチから一気に解決へ
 このような緊急時、労働者が絶体絶命のピンチの時に駆け込み寺になっている「誰でも一人でも加入できる」プレカリアートユニオンを紹介いただき、急遽、加入していた社内労働組合を脱退し、プレカリアートユニオンに加入して、解決に至りました。
 今から思うと、あのまま社内組合委員長の指示に従い、自ら退職願に署名し提出していたら、和解金どころか、違約金を請求されかねない事態に陥り、泣き寝入りしていたと確信しています。
 私は、管理者からパワーハラスメントを受けただけでなく、当時所属していた労働組合委員長からの信じがたい対応をされ、人間不信となり、メンタルが疲弊し、精神疾患を罹患してしまいました。プレカリアートユニオンから、親身なケアを受けられるドクターが在籍している病院を迅速に紹介いただき、現在、快復に向けて療養しています。
 前職に在職しているスタッフによると、慢性的な人手不足は変わらず、休日出勤、タイムカード改ざん強要は継続、介護職員への業務負担は激しく、解決の際に、法人側が誓約した安全配慮義務の履行には、まだ至っていません。
 今後は、介護業界のみならず、全業種の労働者の権利回復の活動の礎を築くよう、組合員の仲間を増やしていくよう努めて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。有難うございました。
 O(組合員)

 

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