【組合員紹介&組合員の手記】派遣会社から休業補償逃れの通院強いられたRさん
僕は令和6年7月にプレカリアートユニオンに加入しました。
所有している資格の一つに、社会保険労務士があります。令和4年6月1日に登録し、令和5年5月1日に特定付記を受けました。社会保険労務士は労働問題のスペシャリストや年金のプロとも言われており、労働社会保険諸法令に精通しています。
専門はメンタルヘルスマネジメントとハラスメント問題で、自主研究部会の一つであるメンタルヘルス部会の一員として参加しています。近年はカスタマーハラスメントも話題になっています。労働安全衛生調査(実態調査)によると、過去1年間にメンタルヘルス不調により連続1か月以上休業した労働者又は退職者がいた事業所割合及び労働者割合が最も高いのは情報通信業です。
情報通信業はデスクワークがメインですが、建設業や製造業、運送業などと異なり見た目で判断できず労働者災害保険で認定されにくい精神の疾病が潜んでいます。大手SI事業のシステムエンジニアで精神疾患の理由により休職した社員を見た経験から、労働者安全衛生の面でメンタルヘルスマネジメントや健康経営を実現・啓蒙していく方向です。
プレカリアートユニオンは労働組合ですので労働問題に関する法律と言えば、労働基準法、労働組合法、労働契約法が要です。労働社会保険諸法令の知識を活用し組合員の皆さんに有益な情報の提供や提案をしていきたいと考えています。
■パワハラの後、意に反して通院命じられる
さて、現在プレカリアートユニオンを通じて交渉中の紛争問題があります。
僕は派遣会社の正社員として令和6年9月1日から勤務しており、待機期間を経て10月15日に派遣先での就業が始まりました。ここで心機一転新たな目標に向かって成長しようと思いきや、次第に派遣先指揮命令者から、「あなた本当に大学を出ているのか」「意味が通じない」などとなじられるようになりました。最初は訓練だと意識し未経験かつ苦手なことを克服しようと努力しましたが、目標達成に向けての育成や指導が見られなく、このような発言により徐々に仕事に対する意欲を失ってきました。
そのようななか、12月に遣元責任者から2度の電話で通院を勧める旨の電話がありました。派遣元責任者は、高圧的な反論を一切認めない口調で、実態と乖離した体調の内容を一方的に指定した診断書の取得、提出を求められました。
この事実をプレカリアートユニオン執行部に相談したところ、他の相談でも休業補償を払いたくないために同様の手口で休業させていると話を聞きました。派遣元責任者が僕と事前に面談するなど然るべき手順を踏まず一方的に決めつける会社のやり方を断じて許せず憤りを感じました。その後、経緯をまとめた資料、問題点、要求したいことを整理して、僕の言い分をまとめたものを担当役員と刷り合わせしました。
言い分を基に担当役員が団体交渉申入書を作成・送付してくれ、近いうちに団体交渉が始まります。働きやすい職場づくりを目指すべく団体交渉での要求実現に向けて僕は解雇や賃金の減額、遠隔地への配転など不利益を被る覚悟をもって臨む所存です。執行部、組合員の皆さんのご支援を賜りますようよろしくお願いします。
R(組合員)
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