日本の多くの個人加盟ユニオンは、組合員が300人ほどになると頭打ちになり、創立メンバーの高齢化とともに縮小していく──そんな現状があります。
プレカリアートユニオンも例外ではありません。
なぜ「限界組合」になってしまうのか。
理由のひとつは、「組織化」と「次世代育成」が体系的に学ばれてこなかったことだと感じています。経営戦略の本は山ほどあるのに、労働運動の世界では、武勇伝か法律マニュアルばかり。どうやって仲間を増やし、力を引き出し、戦略的に動くかを学ぶ場がほとんどありません。
そこで私たちは、コミュニティ・オーガナイジングの手法を組合活動に取り入れてきました。
アメリカのナショナルセンターAFL-CIOが、組合の活性化にこの手法を使っていると知ったのがきっかけです。
2017年に日本で、アメリカの労働団体レイバーノーツの活動家を招いた、「トラブルメーカーズ・スクール・ジャパン」というワークショップが開催されました。プレカリアートユニオンからも6人のチームで参加しました。テキストは『SECRETS OF A SUCCESSFUL ORGANIZER』(邦訳『職場を変える秘密のレシピ47』)。職場で仲間を組織し、要求を実現していくための具体的なレシピが紹介されています。
人間が相手なので、レシピ通りにいかないことは多い。
それでも、「何をどうすれば、どんな変化が起きるか」を見通せるかどうかで、行動の質は変わります。
精神論だけで「気合いでがんばれ」と言うのは、時にパワハラにつながります。
タテ社会のノリで「先輩の背中を見て覚えろ」では、セクハラやモラハラも温存されてしまう。
だからこそ、誰でも学べる形で、オーガナイジングの手法を共有していくことが大切です。
組織拡大=人数を増やすこと、ではありません。
仲間の力を引き出し、高めながら、一緒に要求を実現していく人を増やすこと。
それが本当の意味での「組織化」です。
プレカリアートユニオンでは、
・自分の職場で新たに組合員を増やした人
・街宣やビラ配りの企画を自分たちで立てた支部
・YouTubeやSNSで情報発信を担うメンバー
など、次世代のオーガナイザーが少しずつ育っています。
もしあなたが、
「自分の職場だけでなく、社会を変える力になりたい」
と思っているなら、ぜひプレカリアートユニオンに加わってください。
相談者としてだけでなく、一緒に組織を強くする側に回る。
そんな参加の仕方も、大歓迎です。
『縁辺労働に分け入る』でも紹介した出来事です。
【労働相談は】
誰でも1人から加入できる労働組合
プレカリアートユニオン
〒160-0004東京都新宿区四谷4-28-14パレ・ウルー5F
ユニオン運動センター内
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