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選挙に行こう!! 投票のコスパは決して悪くない?【いなばの生活力向上計画 第45回】

いなばの生活力向上計画 第45回
選挙に行こう!! 投票のコスパは決して悪くない?


 生活力向上のための知識をお届けするこのコーナー。今回は少し変わって選挙についてです。「選挙?生活力と関係あるの?」などと言われてしまうかもしれませんが、実は暮らしにも家計にもとっても密接な関わりがあるということは、各政党の候補者が打ち出す政策を見ても明らか。投票と生活の関わりについて、主に政治に関心がないという方向けに少しデフォルメしつつお伝えします。

■生活が苦しい!ならば、戦争に反対しよう
 「いきなり、ずいぶんとイデオロギー的なことを」などとアレルギー反応を示す方もいるかもしれないですが、戦争は私たちの生活を圧迫します。とりたて政治的な主義主張がなくて、生活について真剣に考えているなら、戦争を否定しない政党への投票は避けるのが無難です。
 自衛隊の装備はハイテクで相当に高額。アメリカからミサイルや戦闘機を買うとかよく聞くかもしれませんが、一体いくらするか知っていますか。政治というのは税金の使い方を決める政治家を選ぶということです。同じお金があったら、もっとみんなの生活が楽になる福祉に使うこともできます。軍事費を増やし続けると税金は当然上がります。

■税金について。その財源とは
 私たちが納めた税金は国の予算として編成され、使い道が国会で協議されて割り振られます。よくネット上で「福祉や医療費をもっと」といったときに「財源は」と質問されたりしていますが、まず原則はこの予算の割り振りを変えるということです。日本の防衛費は相当に高額。ここに手をつけてみんなにお金を回すこともできるわけです。
 一方、原則通り税収の中で予算を回すことができなくなると、国債が発行されたり、税金が増やされたりすることになります。実はこの間の増税は、上がり続ける(特に必然性もなく)軍事費をまかなうための性格が多分にあるものです。

■医療費を減らしたら、手取りが増える?
 この論も非常に胡散臭さを含んでいます。日本の社会保険制度(特に健康保険)は世界的に見てもとても手厚いものです。これが日本を長寿大国といわれる長生きできる国にしている一つの大きな原因でもあります。「健康保険料が負担だから減らす」→「手取り増える」。一見とてもシンプルで説得力がありそうですが、わざわざ自分たちの命綱である保険給付に手をつけて保険料を下げなくても例えば軍事費を減らせばいくらでもおつりが来ます。
 また、もし社会保険で十分な医療が受けられない状況になってしまえば、別途高額な(税金が投入されず)民間保険をかけなければならなくなり、そうなったとき、本当に「手取りが増える」のかは疑問が残ります。
 今回は選挙について少し話しました。戦争に反対することは家計を安定させることに繋がります。政治の失敗により万が一戦争が起こり、持ち家を戦火で焼失するなどの被害が出たときはほとんど補償も受けれず、莫大な負債が私たちに押しつけられます。また、失われた命、負った傷はお金でなんとかなるようなものではありません。どうせ行くだけ無駄だなどと諦めムードが漂いがちな世の中ですが、投票は生活を守るための必須の行動です。
 また、近年蔓延する排外主義はまさに戦争への特急券外国人差別で生活がよくなる余地はありませんし、確実に市民を貧しくします。家族や仲間の生活のためにも、しっかりと投票で意思表示をしましょう。
 稲葉一良(書記長)

 

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