プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

団交拒否は違法と認定!労働組合へのスラップ訴訟は請求全て棄却(過積載は事実と東京地裁が認定)!粟野興産株式会社(宮崎忠利代表取締役)は団体交渉に応じろ!不当解雇を撤回しろ!

都労委で団交拒否は違法と認定!(2021年3月)
労働組合へのスラップ訴訟は請求全て棄却!(2021年5月)
過積載は事実と東京地裁が認定

生コン用砕石、石油製品販売を行う
粟野興産株式会社(宮崎忠利代表取締役)は
団体交渉に応じろ!不当解雇を撤回しろ!
法律を守れ!

生コンクリート用砕石、砂利生産販売、道路用砕石、RC砕石生産販売、コンクリート廃材受入、石油製品販売を行う、粟野興産株式会社(宮崎忠利代表取締役/栃木県鹿沼市奈佐原町16)にて、不当解雇が行われ、現在、労使紛争になっています。

粟野興産株式会社では、社員が、粟野興産の系列会社であるあさひ興産に粟野興産より出向していた際、会社に法令遵守をはたらきかけたことをきっかけに、当組合員を出荷、台貫、配車、営業業務からごみ拾いに配置転換しました。このような不当な配置転換のみならず、会社は従業員に対し、労使の合意なく賃金等の労働条件を変更するといった労働契約法8条違反を行った挙げ句に、不当解雇を強行しました。

しかも、誰でも1人から加入できる労働組合プレカリアートユニオンが組合活動として問題解決を訴えた書面を関係先に送ったり、街宣行動を行ったことに対し、損害賠償を請求して提訴した上、現在、団体交渉を拒否しています。

団体交渉拒否は、労働組合法第7条2号違反の不当労働行為です。粟野興産の不当労働行為について、プレカリアートユニオンが東京都労働委員会に不当労働行為救済申し立てを行ったところ、2021年3月に東京都労働委員会で、粟野興産の団体交渉拒否を違法と認定し、団体交渉応諾を命じる命令が出されました。

https://www.toroui.metro.tokyo.lg.jp/image/2021/meirei31-25_besshi.html

粟野興産が、プレカリアートユニオンと当該組合員に対して起こしたスラップ訴訟(口封じのための嫌がらせの訴訟)では、2021年5月12日に東京地方裁判所で、粟野興産の請求を全て棄却し、訴訟費用も粟野興産の負担とするという組合側の完全勝利判決が出されました。「組合活動が公共性・公共目的があったかどうかが主な争点でしたが、過積載、名義貸し、当該組合員の労働条件については、いずれも公共性・公益目的を認定されており、プレカリアートユニオン側の主張が認められました。過積載については、真実性を認めています」(粟野興産スラップ訴訟組合側弁護団のコメント)。つまり、過積載は事実だったと裁判所が認めたのです。

しかし、いまだに粟野興産は、プレカリアートユニオンとの団体交渉に応じず、不当解雇問題を解決していません。粟野興産のこのような違法行為をあらためさせるには、関係者によるご指導が不可欠であると考えております。労働法を守り、労働者を大切にするよう、粟野興産の状況について調査・点検していただき、しかるべきご指導、ご対応をしてくださるようお願いいたします。

ご意見・抗議は
粟野興産株式会社 代表取締役 宮崎忠利
栃木県鹿沼市奈佐原町16番地
TEL 0289-75-4651(代)
FAX 0289-75-4675
E-mail : awanoks@bc9.ne.jp

労働相談は 誰でも1人から加入できる労働組合
プレカリアートユニオン
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労働組合に500通以上の怪文書を送付、違法行為を繰り返す大手警備会社テイケイに豊洲市場、都営地下鉄の警備をさせないで!

プレカリアートユニオンや関係者に500通以上の怪文書を送付し、違法な組合攻撃を続けている大手警備会社のテイケイに、東京都の施設である豊洲市場や、都営地下鉄の警備をさせないよう求めるボイコットキャンペーンをインターネット署名の「チェンジ・ドット・オルグ」で開始しました。ぜひご協力ください。

chng.it

小池百合子東京都知事
労働組合に500通以上の怪文書を送付、違法行為を繰り返す大手警備会社テイケイに豊洲市場都営地下鉄の警備をさせないで!

大手警備会社のテイケイ株式会社(影山嘉昭代表取締役/高花豊代表取締役)から、個人加盟の労働組合プレカリアートユニオンの事務所に毎週毎週、10~20通程度の「怪文書」レベルの誹謗中傷の郵便物が届いています。上部団体の役員や組合員個人宅に届いたものなども合わせてその数500通以上。社名入りの封筒で、社長名で、代表者印を押した「抗議書」などの書面に、組合役員、組合員、上部団体である全国ユニオンの役員の名前を列挙して、街宣活動への参加を「立派な犯罪行為」「参加する者は共同正犯」と脅し、「雲助」等の職業差別や「○○のクズ」「ゴミ」と罵倒する紙片や顔写真を複数同封して送りつけるという異様さです。プレカリアートユニオンが、本社に抗議の街宣をすれば、出入り口に組合を「反社」と名指し、他国を貶めるヘイトスピーチを含む垂れ幕を貼る始末。

警備員が現場に直行直帰して働いていることから、テイケイでは、毎週1回、支社に勤務実績報告書を持参させられ、その際、装備の点検なども行います。明らかに労働時間なのですが、この時間についてテイケイは賃金を払っていません。労働基準監督署からは指導され、未払い賃金を請求して労働審判を申立てた警備員には解決金を払いました。団体交渉で警備員全員に未払い賃金を支払うようはたらきかけたところ、1回につき500円の手当が払われるようになりました。一歩前進ですが、移動時間も含めた賃金と交通費を支払うべきです。

テイケイは、プレカリアートユニオンに加入して未払い賃金の請求をした警備員をホテルに長時間呼び出して、退職届を書かせました。退職させられてしまった組合員が、現在、未払い賃金の請求と地位確認を裁判で争っています(労働審判で一定の金銭の支払いを行う審判が出された後、本訴に移行)。また、テイケイで働く労働者からは、コロナ禍でもサージカルマスクの着用が原則禁止されている、といった相談も寄せられました。これらの問題について、テイケイは、プレカリアートユニオンとの団体交渉を拒否し、「怪文書」の送付を繰り返しています。深夜に組合員個人宅の郵便受けに投函したり、公然化していない組合員の職場に嫌がらせの文書を送るなど、行動がエスカレートしています。組合の街宣活動を名誉毀損などであるとし1000万円の損害賠償を請求するスラップ訴訟を仕掛けてきたので、組合もテイケイからの文書送付や名誉毀損掲示物について反訴し請求拡張分も合わせて合計約3000万円を請求し訴訟でも闘っています。

これらの不当労働行為については、当然、東京都労働委員会に不当労働行為救済申立もしており、実効確保の措置申立てに対して、東京都労働委員会から「申立人とその
関係者(組合員及び上部組織を含む。)への文書の送付については、紛争の拡大を防止するため格段の配慮を払われるよう強く要望する。」という見解が示され
ています。私たちは、激しい組合嫌悪とネット右翼的な考え方を反映した違法な攻撃に萎縮することなく、労働問題の解決を求めていきます。

テイケイは、2021年3月までは東京都庁の警備を行っており、その後の豊洲市場をはじめ東京都の関連施設や官庁などを受託しています。労働組合に対する違法行為を繰り返し、テイケイと労使関係のない組合員個人にも執拗に嫌がらせの文書を送り続けるに、個人情報を取り扱う施設や公共性の高い施設の警備を任せてよいのでしょうか。テイケイが違法行為を改めない限り、テイケイには豊洲市場都営地下鉄の警備をさせないようお願いいたします。

テイケイに直接ご意見を送る場合は→テイケイ株式会社(旧名 帝国警備保障株式会社)
代表取締役 影山嘉昭/高花豊
東京都新宿区歌舞伎町1-1-16テイケイトレード新宿ビル(靖国通り
TEL03-3207-8511(代表) FAX03-3232-7404

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労働相談は 誰でも1人から加入できる労働組合
プレカリアートユニオン
〒160-0004東京都新宿区四谷4-28-14パレ・ウルー5F
ユニオン運動センター内
TEL03-6273-0699 FAX03-4335-0971
ウェブサイト https://www.precariat-union.or.jp/
ブログ https://precariatunion.hateblo.jp/
メール info@precariat-union.or.jp
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LGBTQs労働相談応援ライブ 私たちはともに生きている。8月8日(日)11時30分、LiveSpace早稲田RiNen

LGBTQs労働相談応援ライブ 私たちはともに生きている

LGBTQs当事者が職場で直面する問題は、労働組合ならともに解決することが可能であることを広く伝え、出演者のメッセージによってLGBTQs当事者を勇気づけるために、LGBTQs当事者やフレンドリーな出演者によるライブを開催します。

日 時:2021年8月8日(日)11時30分から14時30分
会 場:LiveSpace早稲田RiNen(リネン)
    〒162-0042東京都新宿区早稲田町74早稲田オアシスビルB1F
    東西線早稲田駅1番出口 

waseda-rinen.com


参加費:2000円(予定)
    ※1ドリンクの注文をお願いします。ドリンク代別。
    ※プレカリアートユニオン組合員は参加費の補助あり。
定 員:20~30人(予定)
    ※マスクの着用をお願いします。当日、体調がすぐれない方は参加をご遠慮ください。
    ※できるだけ事前にお申し込みください。info@precariat-union.or.jp 氏名(ニックネーム可)を記載してください。

出演:AROMU(女装パフォーマー、ライター)※司会とパフォーマンス

  https://www.instagram.com/aromu_namie/

   Kings of Tokyo(ドラァグキング)
   

m.facebook.com


   KAB.(シンガーソングライター)
   

kab.officialsite.co


   ゴリラ人間ズ(ハードコアジャズバンド)
   

gorillaningenz.jimdofree.com

主 催:プレカリアートユニオン
    〒160-0004東京都新宿区四谷4-28-14パレ・ウルー5F
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誰でも1人から加入できる労働組合プレカリアートユニオンは、2015年からLGBT労働相談を呼びかけ、取り組んできました。この間、SOGIハラ性的指向性自認に係わるハラスメント)、アウティングなどの問題について相談を受け、労働組合として使用者と団体交渉を行い、解決しています。LGBTQs当事者が労働組合に相談、加入して就労環境を改善することが当たり前になることを目指して、LGBT労働相談キャンペーンに取り組んでいます。

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労働組合への誹謗中傷、怪文書送付などの違法行為を繰り返す大手警備会社テイケイのボイコットを!

 プレカリアートユニオンと労組紛争の状態にある、大手警備会社のテイケイ株式会社(影山嘉昭代表取締役)から、毎週毎週、組合事務所に10~20通程度の「怪文書」レベルの誹謗中傷の郵便物が届きます。社名入りの封筒で、社長名で、代表者印を押した「抗議書」などの書面に、組合役員、組合員、上部団体である全国ユニオンの役員の名前を列挙して、街宣活動への参加を「立派な犯罪行為」「参加する者は共同正犯」と脅し、「雲助」等の職業差別や「○○のクズ」「ゴミ」と罵倒する紙片や顔写真を複数同封して送りつけるという異様さです。首都圏ネットのアクションでもおなじみのように、本社に抗議の街宣をすれば、出入り口に組合を「反社」と名指し、ヘイトスピーチを含む垂れ幕を貼る始末。
 警備員が現場に直行直帰して働いていることから、テイケイでは、毎週1回、支社に勤務実績報告書を持参させられ、その際、装備の点検なども行います。明らかに労働時間なのですが、この時間についてテイケイは賃金を払っていません。労働基準監督署からは指導され、未払い賃金を請求して労働審判を申立てた警備員には解決金を払いました。団体交渉で未払い賃金を支払うようはたらきかけたところ、1回につき500円の手当が払われるようになりました。一歩前進ですが、移動時間も含めた賃金と交通費を支払うべきです。
 組合に加入して未払い賃金の請求をした警備員をテイケイは、ホテルに長時間呼び出して、退職届を書かせました。退職させられてしまった組合員が、現在、未払い賃金の請求と地位確認を裁判で争っています。また、テイケイで働く労働者からは、コロナ禍でもサージカルマスクの着用が原則禁止されている、といった相談も寄せられました。
 これらの問題について、テイケイは、プレカリアートユニオンとの団体交渉を拒否し、「怪文書」の送付を繰り返しており、テイケイと労使関係にない組合員の個人宅に送付されたものも含め500通を超えました。深夜に組合員個人宅の郵便受けに投函したり、公然化していない組合員の職場に嫌がらせの文書を送るなど、行動がエスカレートしています。組合の街宣活動を名誉毀損などであるとし1000万円の損害賠償を請求するスラップ訴訟を仕掛けてきたので、組合もテイケイからの文書送付や名誉毀損掲示物について反訴し請求拡張分も合わせて合計約3000万円を請求し訴訟でも闘っています。これらの不当労働行為については、当然、東京都労働委員会に不当労働行為救済申立もしています。私たちは、激しい組合嫌悪とネット右翼的な攻撃に萎縮することなく、街宣活動に取り組み、テイケイのボイコットキャンペーンを展開していきます。何卒ご支援くださいますよう、お願いいたします。

 

【抗議先】テイケイ株式会社(旧名 帝国警備保障株式会社)
代表取締役 影山嘉昭/高花豊
東京都新宿区歌舞伎町1-1-16テイケイトレード新宿ビル(靖国通り
TEL03-3207-8511(代表) FAX03-3232-7404

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youtu.be

Pride Month 2021 トランスジェンダー当事者の日常と職場。6月26日(土)13時30分、映画『I Am Here~私たちは ともに生きている~』上映とトーク

Pride Month 2021
トランスジェンダー当事者の日常と職場
映画『I Am Here~私たちは ともに生きている~』上映とトーク

日本のトランスジェンダー当事者が日常生活で直面する不安や孤独感など複雑な問題にもフォーカスしたドキュメンタリー映画。上映後、自身もトランス男性である監督、浅沼智也のトークを行います。

日 時:2021年6月26日(土)13時30分から16時
会 場:足湯cafe&barどん浴
    https://donyoku.dosl2018.net/access
    東京都新宿区新宿2-7-3ヴェラハイツ新宿御苑203
    TEL03-6273-2841
参加費:1200円。
    ※1ドリンクの注文をお願いします。ドリンク代別。釣り銭のないようにご協力をお願いいたします。
定 員:15人。
    ※酒類の提供はできません。マスクの着用をお願いします。当日、体調がすぐれない方は参加をご遠慮ください。
申 込:info@precariat-union.or.jp 氏名(ニックネーム可)を記載してください。

トーク
浅沼智也(トランス男性/看護師)
ダイアログ瞬(SDGsバー「新宿ダイアログ」店長/アーティスト/モデル)
清水直子プレカリアートユニオン執行委員長)

映画『I Am Here~私たちは ともに生きている~』 

iamhere-trans.jp

監 督:浅沼智也(あさぬまともや) 1989年、岡山県生まれ。トランス男性。自身の経験を踏まえトランスジェンダーがより生きやすい社会になるよう活動をしている。プレカリアートユニオン組合員。著書に『虹色ジャ~ニ→ 女と男と時々ハーフ』(文芸社)。

主 催:プレカリアートユニオン
    〒160-0004東京都新宿区四谷4-28-14パレ・ウルー5F
    TEL03-6273-0699 FAX03-4335-0971
    ウェブサイトhttps://www.precariat-union.or.jp/
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    メールinfo@precariat-union.or.jp
誰でも1人から加入できる労働組合プレカリアートユニオンは、2015年からLGBT労働相談を呼びかけ、取り組んできました。この間、SOGIハラ性的指向性自認に係わるハラスメント)、アウティングなどの問題について相談を受け、労働組合として使用者と団体交渉を行い、解決しています。LGBTQs当事者が労働組合に相談、加入して就労環境を改善することが当たり前になることを目指して、LGBT労働相談キャンペーンに取り組んでいます。

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メールマガジン『プレカリアートユニオン(PU)通信第113号 <2021.06.03発行> 』を発行しました

メールマガジンプレカリアートユニオン(PU)通信 第113号 <2021.06.03発行>』を発行しました。

メールマガジンプレカリアートユニオン通信』を発行しました。配信の登録無料。以下のページからお申し込みいただけます。
誰でも一人でも加入できる労働組合プレカリアートユニオンのニュースです。働く上でのトラブルを解決したい、非正規雇用も若い正社員も、職場で仲間を増やして労働条件をよくしたい!というあなたを応援します。
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 Precariat Union 駆け込み寺から砦へ
 非正規雇用でも若い世代の正社員でも組合を作って労働条件をよくしたい!
 プレカリアートユニオン(PU)通信 第113号 <2021.06.03発行>

━━━━━━━━━━━━━━━━━━https://www.precariat-union.or.jp/

─□ 目次 □───────────────────────────

 1.解雇撤回と復職を実現した千葉県内に事業所のある運送会社と未払い
   賃金問題についても和解、ほか(2021年5月の解決)  【解決!】

 2.「すべての人々」が安心して働ける職場環境の実現を目指して
   5月1日・トランスメーデーのオンラインイベントが大盛況で終了
                    【イベント/LGBTQs労働相談】

 3.Pride Month 2021 トランスジェンダー当事者の日常と職場
   映画『I Am Here~私たちは ともに生きている~』上映とトーク
   2021年6月26日(土)13時30分    【イベント/LGBTQs労働相談】

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参政権獲得のために果敢に闘った女性たちから学ぶべきこと。映画『未来を花束にして』(サラ・ガウロン監督)

参政権獲得のために果敢に闘った女性たちから学ぶべきこと

 1918年はイギリスで女性に参政権が認められた年です。この参政権の獲得は、1860年代から粘り強く続けられた女性参政権獲得運動の成果です。映画『未来を花束にして』は、そんな参政権獲得運動が結実するきっかけを作った1912年を舞台に、婦人社会政治連合(WSPU)の活動に身を投じた活動家たちの葛藤・苦悩・成長を描いた物語です。監督はサラ・ガウロン、主人公のモード・ワッツを演じたキャリー・マリガンは、この映画での演技で第19回ハリウッド映画祭主演女優賞を受賞しています。

■劣悪な労働環境と蔓延する差別
 主人公モード・ワッツは24歳の洗濯婦で、同じ職場で働く夫のサニー・ワッツと息子のジョージとの家族3人で暮らしています。モードは7歳の頃から洗濯工場でパートとして働き始め、正社員になり今は班長を務めています。工場の労働環境は劣悪で、やけどをしたり、肺を悪くし、若くして命を落とす女性労働者が後を絶ちません。パワハラ・セクハラも野放しになっていました。実際、モードの母親も同じ工場に勤めていましたが、モードが4歳の頃に仕事でやけどを負い、命を落としています。同じ職場でも男性は配達が中心の比較的労働時間が短い楽な仕事で、給料も女性の1.5倍程でした。女性はあからさまな差別を受け、過酷で低待遇な環境での労働を余儀なくされていました。

■怒りと希望を胸に活動家に
 女性が差別されていたのは、もちろん職場だけのことではありません。当時の女性には参政権がなく、子どもの親権も認められない、妻は夫の所有物という扱いでした。モードはある日、街でWSPUの過激な行動を目にします。初めは過激な抗議行動を冷めた目で、迷惑なものとして見ていたモードですが、同じ職場の新入りの洗濯婦ヴァイオレットをかばったことがきっかけで活動に近づき、ひょんなことから彼女の代わりにスピーチをする機会を得ます。モードの素直で切実な訴えは聞き手の心を打ち、モード自身も自分には違った生き方ができるのではと感じ、次第に熱心な活動家になっていきます。

■すべてを失い、より活動に心血を注ぐ
 夫のサニーは、モードが活動に参加することをよく思っていませんでした。初めてデモに参加した際、モードは逮捕され5日間投獄されてしまったのですが、このことがきっかけで、工場をクビになり、さらにサニーから一方的に家を追い出されてしまいます。モードは最愛の息子と引き離されたことに深く悲しみますが、育児などまったくしたことのなかったであろうサニーは息子のジョージをどう育てていったいいかがわからず、あろうことか養子に出してしまいます。すべてを失ったモードは、より過激に運動に関わっていくことになります。

■権利は犠牲を払って「勝ち取った」もの
 その後、ある悲劇をきっかけに活動は大きな渦となり、やがて世の中を動かすにいたります。エンディングでは、この運動で1000人以上の女性が投獄されたことを伝えた後、1918年に30歳以上の女性に参政権が与えられ、1925年に女性の親権が認められ、1928年に男女平等による普通選挙が実現したことが告げられて映画は幕を閉じます。
 今、あたりまえのように私たちが享受している権利ですが、先人達の闘いの末に勝ち取ったものであることをけして忘れてはいけません。時をほぼ同じくした1920年、日本で第1回メーデーが開催され、8時間労働や最低賃金を求めた運動がおこります。多くの犠牲を払って勝ち取ったのが現在の私たち労働者の権利です。今の日本の権利を上から与えられたものと錯覚し、自らの権利に無関心になってしまった挙げ句、その権利を侵害されていることにさえ鈍感になってしまっている現状に強い危機感を感じます。権利のために犠牲を払って果敢に闘った100年前の彼女たちの闘いの物語から、私たちは多くを学ばなければなりません。

稲葉一良(書記長)

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