東洋テック株式会社に団体交渉を申し入れたところ、企業内組合との二重加盟であることを理由に、先方が団交を拒否したため、１０月１９日に不当労働行為救済申し立てをしました。
会社側は「団体交渉には応じない」としながらも「今後の雇用については説明をする」と回答していますので、説明会の開催を求めながら、正式な団体交渉を行うよう求めていきます。また、この間、プレカリアートユニオン東洋テック支部の前身となる少数派組合を結成した頃から、組合員の労働時間が短縮されるのに合わせて賃金が激減しています。このままでは生活が守れないことから、１０月２７日に支部決起集会を開き、直接行動を辞さず賃上げを求めていくことを決めました。
僕たちは労働基準法も労働契約法も労働組合も知らなかった。「何かおかしい」「ふざけんな」「ちくしょう」と、一方的に社長に上司に押し付けられることに嫌気がさし、どんどん減らされる給料に、どんどん減らされる睡眠時間に、どんどん厳しくなる労働条件に激怒してここに集まった。
もういい、我慢は限界だ。みんなでやり返そう。１人でも仲間とともに闘おう。学びながら闘おう。未来なんか人が与えてくれるものじゃない。だからこうなってしまったんだ。自分の手で、頭で考えて、教えてもらってやり返そう。そのままいればすり減ってなくなってしまうだけだ。（梅木隆弘）
１０月２４日（土）、「アリさんマークの引越社」弁償金問題に関する佐々木亮弁護士(ブラック企業対策弁護団)による法的解説、労働組合の説明会、ブラック企業と闘う組合員による「ブラック企業で働くあなた！語ってみよう、その怒り」と題した公開座談会が行われました。参加者で、プレカリアートユニオンに加入してくださった方もいます。
動画は以下のアドレスから見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=rhVgo3YmUaU
https://www.youtube.com/watch?v=0HiFIglAXqk
