プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

USS(ユー・エスエス)の子会社で中古車販売を行うリプロワールドのパワハラ、コンプライアンス問題、労使紛争の早期解決にご協力を

(株)ユー・エスエス、(株)リプロワールド取引先各位

(株)ユー・エスエス(安藤之弘代表取締役)の子会社である(株)リプロワールド(新井栄一代表取締役)の 労使紛争・コンプライアンス問題の早期解決にご協力をお願いいたします

 USS(ユー・エスエス)の子会社で、中古車販売を行うリプロワールドでは、社内のパワハラ問題を解決しようと行動し、親会社であるユー・エスエスに働きかけ(USS企業倫理ホットラインに通報し)ていた営業社員Aさん(30代)が、4月1日付で営業を外され本社に配転させられました。

 Aさんが、上司から「アホ」などと罵倒されたり、上司から無茶な訪問件数や名刺回収を命じられるなどのパワーハラスメントについて親会社であるUSSが設置する相談窓口に相談したところ、パワハラがいっそう酷くなり、退職強要としか受け取れないような転居をともなう配置転換と役職変更を命じられました。

 Aさんが、誰でも1人から加入できる労働組合プレカリアートユニオンに加入し、団体交渉が行われましたが、暴言を録音した音声や上司に相談をしていたという録音の証拠があるにも関わらず、会社は、パワハラ問題について開き直り、誠実な対応をしませんでした。

 その上、Aさんの上司が組合活動についての支配介入を行ったため、現在東京都労働委員会に、不当労働行為救済申立が行われています。Aさんは、これまで、リプロワールドで、自分以外にもパワハラや暴言の被害を受けている社員を見てきました。しかし、報復を恐れて、意見を言えない状態で我慢を強いられていました。

 職場のパワーハラスメントは、人格権の侵害であり、不法行為であるばかりか、社員の能力活用の重大な妨げになります。労働者の心身に大きなダメージを与えることで、社会的なコストを増大させるという、社会問題でもあります。

 パワーハラスメントを放置するようなブラック企業を温存させることは、労働法を守って会社経営をする真面目な経営者の足を引っ張ることになり、この社会に公害を垂れ流すのと同じ意味を持ちます。貴社の大事な製品に影響を与えることにもなりかねません。ぜひ、貴社におかれましては、USS(ユー・エスエス)の子会社で、中古車販売を行うリプロワールドにコンプライアンスに関するご指導をしていただき、労使紛争を早期に解決するようご指導、ご協力をお願いいたします。

リプロワールドで働く皆さんの声を募っています。

株式会社 リプロワールド 代表取締役社長 新井 栄一
〒270-0233 千葉県野田市船形1830番地
TEL:04-7129-1111 FAX:04-7129-1011

株式会社ユー・エスエス 代表取締役社長 安藤之弘
愛知県東海市新宝町507番地の20



残業代請求、弁償金問題、解雇、パワハラ・セクハラなど
労働相談は、誰でも1人から加入できる労働組合
プレカリアートユニオン
〒151-0053 東京都渋谷区代々木4-29-4西新宿ミノシマビル2F
TEL03-6276-1024 FAX03-5371-5172
info@precariat-union.or.jp ※会社のPCからは相談メールを送らないでください
http://d.hatena.ne.jp/kumonoami/ http://www.precariat-union.or.jp/