10月23日、岐阜県岐阜市のワークプラザ岐阜で、ユニオン・合同労組連絡会の「組合作りと共闘 第6回全国交流集会」が行われました。
大会挨拶は、全国一般福岡地方労組委員長の山岡直明氏が、司会はプレカリアートユニオンの書記長、稲葉一良が務めました。
冒頭、交流集会の「課題と役割」の提起を全国一般全国協議会委員長の平賀雄次郎氏が勤め、「21世紀パンデミックと労働運動-労働組合の可能性とその再生に向けて-」というタイトルで、専修大学経済学部教授の兵頭淳史氏が講演を行いました。
午後には問題提起として、「労働組合運動の活動家育成と世代交代」というテーマをプレカリアートユニオンの執行委員長、清水直子が行い、続いて「地域合同労組の結成と社会運動との連携」について、全国一般福岡地方労組委員長の山岡直明氏が行いました。
清水委員長が提起した活動家の育成と世代交代は、現在個人加盟のユニオンや合同労組の活動を担っている専従・オルガナイザー自身がもし世を去った後も、労働組合は維持・発展するのか、組織化・団交を担える専従・活動家は育成出来るのかという、どの労働組合も悩まされている問題です。
なぜ専従・活動家の育成が難しいのか、ということについて、育成のノウハウ・仕組みがないということを指摘し、それに加え育成する体制・経済的余裕がないなど、一筋縄ではいかない課題が見えてきました。この対策として、ユニオン・合同労組連絡会で、ノウハウを教える場を作る等の提案がなされました。
その後、今後の課題提起と意見交換として、「同一労働・同一賃金・均等待遇はどこまで来たか」という課題を全国一般岐阜一般労組委員長の北島あずさ氏が提起し、「全国一律最低賃金と賃上げ闘争」の課題を全国一般全国協議会書記長の渡辺啓二氏、「北九州市議会の最賃意見書採択」の課題を北九州共闘センター議長、竹内俊一氏が提起しました。 最後に全国一般岐阜一般労組会長の本間高道氏が、この集会のまとめを行い、ユニオン・合同労組の大同団結の重要さを訴えました。
郡山喜行(書記次長)
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