「おはようございます」と、いつものようにＯさんと挨拶をかわし、出勤すると、Ｏさんの異変に気づきました。足をひきずっています。
「足、どうかされたんですか？」
「仕事中にくじいてしまって。納品先なので、迷惑をかけたらまずいから自分でシップを貼って我慢しているんだけど、よくならないんだよ。また、会社に来るときにバイクで転倒してしまって。まいったなぁ。」
足を引きずり、怪我をしている状況なのに、取引先に気を使い怪我を押してまで、仕事をしているＯさん。こんな状況は、現場で見たり聞いたりまたは、ご自分で経験されたりした方は多いのではないでしょうか？
社団法人全日本トラック協会も、ラジオコマーシャルに乗せて、こう宣伝をしています。
＜労働災害事故の７０％は荷主場内でおきている。＞
このように、荷主現場でもどこでも、怪我をしたら自分で判断することなく、病院で医師の診断を受け、労働災害保険でキッチリ治しましょう。ご自分で、対応されていると怪我の後遺症が残ってしまったときに、どうにもならなくなってしまいます。これは、事故を表面化して再度同じ事故を繰り返さないように従業員全体また会社全体で周知をし、安全教育をすることによって、不幸な事故を未然に防ぐことにつながるからです。
自分だけが我慢すればいい、労災を使わせてもらえない、等隠ぺいをしているとそのうち大きな事故が、とりかえしのつかないようなことが起きてしまいます。業務中・通勤中・退社中などで怪我等をされたかたで、会社に話しにくい方は、組合までご連絡ください。
休業すると、給料はどうなってしまうのか？等（８割は労災で支給。残りの２割は？）など詳細は、ご連絡ください。大事な体やご家族のために。。。
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ドライバーのみなさん、職場で困ったことがあれば、泣き寝入りしないで、「プレカリアートユニオン 田口運送・都流通商会支部（田口運送グループユニオン）」にご相談ください。ドライバーでも管理職でもアルバイトでも誰でも一人から加入できます。
連絡先 〒１５１−００５３東京都渋谷区代々木４−２９−４西新宿ミノシマビル２Ｆ プレカリアートユニオン 田口運送・都流通商会支部（田口運送グループユニオン）担当：書記長・清水
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