プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

雪印メグミルクの配送などを行う(有)共栄運送は月500時間以上の長時間過重労働による労災の責任をとれ!未払い残業代を支払え!

雪印メグミルクの配送などを行う(有)共栄運送(八王子市左入町4-2-7
岩崎佑也代表取締役、土屋正男会長)は月500時間以上の長時間過重労働による
労災の責任をとれ 未払い残業代を支払え!

有限会社共栄運送は、八王子市、国分寺に事業所があり冷蔵・冷凍食品などを運んでいる運送会社です。(有)共栄運送で大型車、4トン車などの冷凍車を運転するドライバーのAさんは、月500時間以上の長時間過重労働を強いられていました。

川崎の埠頭で積み込みをし、埼玉県杉戸町にある鴻池運輸の倉庫に配送をするなどし、下ろし終わると、雪印メグミルク工場やカゴメの工場で積み込みをし、指定された場所で荷下ろしをする、ということを繰り返し、1週間に1度も帰社も帰宅もできず、運転と待機を繰り返しながら、就労を続けることもありました。労働から完全に解放されるという意味での休憩はほとんど取得できませんでした。会社が認めているだけでも1ヶ月100時間以上の時間外労働に従事し、実際の時間外労働がその3倍程度になると考えられますが、残業代が支払われていません。ほかにも、土屋正男会長の名前で、有給休暇を5日だけ付与すると通知するなど、違法な労務管理を行っています。

現在社長を務める岩崎氏から、2019年8月中旬、Aさんは、岩崎氏が積み込み時にエンジンをかけたままであったことについて、同僚にエンジンを切るよう伝えてほしいと声をかけました。すると、社内で岩崎氏から「何だよおめぇ」、「おめぇに教わっているわけじゃないんだよ」、「今に分かるからよ」、「僕に二度と話しかけないでください」と大声で威圧されました。その後、八王子営業所の副所長だったAさんは、正式な通知はなく、理由も示されないまま、副所長から降格させられていまいます。

長時間過重労働やパワーハラスメントにより、Aさんは、急激な体重減少(3ヶ月で75キログラムから62キログラムに減少)、不眠、不安感、焦燥感などを生じ、就労が困難な状態です。Aさんが誰でも1人でも加入できる労働組合プレカリアートユニオンに加入し、長時間過重労働を強いたことの責任をとり、未払い残業代を支払うよう求めていますが、(有)共栄運送は開き直り、話し合いによる解決を拒んでいます。

ブラック企業をこのままの状態で放置することは、公害を垂れ流すのと同じことです。過労運転による事故のリスクも高まります。(有)共栄運送の取引先、関係者の皆さん、(有)共栄運送がブラックな労務管理を改め、長時間過重労働による労災の責任をとり、未払い残業代を支払うよう、ご指導、ご協力くださるよう、お願いいたします。

【抗議・ご意見は】
有限会社共栄運送(岩崎佑也代表取締役、土屋正男会長)
八王子市左入町4-2-7/国分寺市本多5-3-10
TEL042-696-5406 FAX042-696-5408

【労働相談は】
誰でも1人から加入できる労働組合 プレカリアートユニオン
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