プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

組合員のSOGIハラ労災認定件で記者会見し、多数のメディアで報道されました【当日の動画公開】/明日12日はトランスマーチです

SOGIハラにより休職を余儀なくされたトランス女性の組合員が労災認定された件で、11月10日、厚生労働省記者クラブで記者会見を行いました。

【追記:当日の動画を公開しました】

youtu.be


この労災認定の件について、多数のメディアで報道していただきました。

プレカリアートユニオンも協賛している、「第2回東京トランスマーチ」が、明日11月12日(土)10時から17時まで(マーチは14時スタート)、新宿中央公園水の広場で開催されます。
トランスマーチは、トランスジェンダーの人権・プライドを訴えるパレードです。
プレカリアートユニオンもSOGIハラ相談ブースを開設しています。ぜひ、ご参加ください。
トランスマーチ2022プレスリリース.pdf
<https://drive.google.com/file/d/1EdoPZnuYIYrfRnz5tPKugEI4T99bSO_u/view?usp=drivesdk>

 

news.yahoo.co.jp


トランスジェンダー社員に「なんで女装」などの言動で裁判に… 「SOGIハラ」見かけたらどうする?
YAHOO!ニュース(日テレニュース) 11/11(金) 0:48配信

news.yahoo.co.jp


トランスジェンダーの女性「SOGIハラ」で労災認定
YAHOO!ニュース(テレ朝ニュース) 11/11(金) 7:22

www.yomiuri.co.jp


SOGIハラでうつ病、労災認定の会社員が記者会見…「誰もがハラスメント受けない職場環境を」
読売新聞オンライン 2022/11/10 22:54

www3.nhk.or.jp


上司の「SOGIハラ」で休職に追い込まれた会社員 労災と認定
NHK 2022年11月10日 19時17分

www.asahi.com

ハラスメントに遭わない職場を 労災認定のトランス女性

www.youtube.com

勤務先でソジハラ労災認定 トランスジェンダー女性「認識広がって」

www.youtube.com


「女として扱われたいなら手術を」 SOGIハラ認定、録音が決め手
朝日新聞デジタル 2022年11月10日 21時37分

https://news.yahoo.co.jp/articles/18bbed76af2732f8b7e29da55ad3e986631832a0
「女として扱われたいなら手術を」 SOGIハラ認定、録音が決め手
YAHOO!ニュース 11/10(木) 21:37配信

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022111001144&g=soc
トランスジェンダー社員を侮辱 「SOGIハラ」で労災認定―神奈川
時事ドットコムニュース 2022年11月10日19時44分

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20221110/1000086645.html
トランスジェンダーの社員に上司が「SOGIハラ」で労災認定
NHK首都圏NEWS WEB 11月10日 18時57分

https://news.yahoo.co.jp/articles/2225680d9e9e5d4fc047b9d4059d31d3b4a47cfb
SOGIハラでうつ病、労災認定の会社員が記者会見…「誰もがハラスメント受けない職場環境を」
YAHOO!ニュース 11/10(木) 22:55配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/cd2cfb8f847f34498ac623413b4401e6ec1cf57c
性自認を侮辱するなどの行為「SOGIハラスメント」で労災認定
YAHOO!ニュース(日テレニュース) 11/10(木) 19:03配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/da710a5300500a0b9f6c6ea23513828f50543447
トランスジェンダー社員を侮辱 「SOGIハラ」で労災認定 神奈川
YAHOO!ニュース(時事ドットコム) 11/10(木) 19:18配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/235a54f0b720bab7903449190badcc739acf852a
トランスジェンダー社員に上司「戸籍の性別変更を」…「SOGIハラ」でうつ病、労災認定
YAHOO!ニュース 11/9(水) 5:01配信

https://www.yomiuri.co.jp/national/20221108-OYT1T50284/
トランスジェンダー社員に上司「戸籍の性別変更を」…「SOGIハラ」でうつ病、労災認定
読売新聞オンライン 2022/11/09 05:00

https://news.yahoo.co.jp/articles/258f121cedb99b2bff3e6bca554f8f9f590567e9
勤務先でソジハラ労災認定 うつ病発症のトランス女性
共同通信 11/9(水) 11:22配信


*****
【プレスリリース】
記者会見のお知らせ
テーマ:SOGIハラの労災認定の報告
日時:2022年11月10日(木)16時から17時
場所:厚生労働省記者クラブ
出席者:SOGIハラを原因とする精神疾患で労災認定されたトランス女性(プレカリアートユニオン組合員)、小野山静(弁護士/旬報法律事務所/労災申請の代理人)、清水直子プレカリアートユニオン執行委員長)

※労災認定されたトランス女性は、SOGIハラにより休職を余儀なくされ、プレカリアートユニオンに加入、交渉し、就労環境を整備させ復職を実現、労災申請を行いました。

当該組合員からのメッセージ
https://precariatunion.hateblo.jp/entry/2022/06/30/221700
トランスジェンダーの差別をなくし、法制度の問題訴えるデモでPU組合員が発言。泣き寝入りは許せなかった

以下は、代理人の小野山静弁護士による事案に関する説明です。
1 はじめに
  2022(令和4)年6月30日、労基署によって、トランス女性に対するSOGIハラを原因とする精神疾患が労災と認定された。

2  事案の概要
(1) 以前から行われていたハラスメント行為
被災者は、新卒で現在の会社に入社した。
性同一性障害の診断を受け、社会生活上女性として生活を行っており、被災者は、10年以上前から髪を伸ばし始めた。当時、被災者は、上司から、業務中ににやにやと笑いながら「髪長いね」「髪」「髪どうすんの」「髪切れば」「髪切らないの?」などとことあるごとに揶揄され、被災者の性自認に関する侮辱的な言動を執拗に受け続けた。
その後、被災者は、突然、それまで従事していた業務とは全く関連のない業務を行う部署への配置転換を命じられた。そのような配置転換は社内では異例のことであった。さらに、配置転換先において、被災者は、総合職であれば通常支給される机やパソコン等を支給されなかった。
(2) 繰り返される理不尽な配置転換
その後も、理不尽な配置転換は繰り返された。組織再編で部署が消滅することになったところ、被災者以外の従業員は本社に配置転換となったにもかかわらず、被災者だけが本社とは異なる事業所に配置転換となった。被災者だけが事業所に配置転換となった理由について、会社からは一切説明はなかった。
このような配置転換は、被災者が会社に性自認が女性であることをカミングアウトした直後のことであった。
(3) 事業所で受けた上司による執拗なハラスメント行為
事業所において、被災者は、直属の上司Yからの執拗なハラスメント行為に苦慮するようになった。Yは、ことあるごとに被災者に対して威圧的な言動を行ってきた。さらに、Yは、被災者が自身の性自認について説明して理解を求めるとともに、「彼」と呼ぶのはやめてほしいと明確に伝えたにもかかわらず、被災者のことを「彼」と執拗に呼び続けた。
さらに、Yは、「君のことを女として見ることなんかできない。法律上もそうだ。女として扱って欲しいなら、さっさと手術でもなんでも受ければいいだろう」、「君にやってもらうことはないよ」など、被災者の性自認を否定するだけでなく、被災者を業務から外すことを明確に通告してきた。
その後、被災者、Y及びその上司との間で協議が行われたが、そこでもYは執拗に被災者のことを「彼」と呼び続け、戸籍上の性別変更にまで立ち入るとともに、「女性としての心遣いをしたらどうか」と責め立てるなど、被災者の性自認を侮辱し人格を否定する言動を繰り返し行った。
また、Yは、被災者が出席する予定になっていた打ち合わせに関して被災者の出席を拒否したりするなど、打ち合わせや担当業務から被災者を排除しようとしてきた。
さらに、Yは、他の女性従業員のことは「さん」付けで呼んでいるにもかかわらず、被災者のことだけ君付けで呼び、被災者の性自認を否定する発言を繰り返した。
(4) 被災者の体調不良
Yから被災者の性自認を侮辱する発言等を執拗に受けるようになって以降、被災者は、不眠に悩まされるとともに、不安感、緊張感、焦燥感といったものを頻繁に感じるようになっていった。
(5) Yからのさらなるハラスメント行為
Yからのハラスメント行為は止まることはなく、「彼」と呼ぶのはやめてほしいと被災者本人が訴え、また、Yの上司からもやめるよう告げられたにもかかわらず、被災者を執拗に「彼」と呼び続けた。
さらに、Yは、常に高圧的な態度で被災者に接し、業務の詳細を教えてくれないことが続いた。他にも、Yは、被災者が質問しても後回しにしたり、被災者は相談を行っているのに「報・連・相」をしていないと決めつけたりしてきた。
そして、Yは、自身の被災者に対する問題のある対応が原因で被災者との間のコミュニケーションがうまくいっていなかったにもかかわらず、被災者は能力がないと一方的に決めつけて、仕事を任せないという態度に出たのであった。
(6) 被災者の休職
被災者は、体調不良に陥りながらも、どうにか勤務を継続していたが、Yからの度重なるハラスメント行為が原因で休職を余儀なくされたのである。

3 Yによるハラスメント行為の具体的な内容
(1)Yによる被災者の性自認を否定し侮辱する言動
ア 女性である被災者を執拗に「彼」と呼び続ける行為
 被災者は、Yに対し、被災者の性自認を理解し、「彼」という呼称を使用するのはやめてほしいと切実に訴えてきた。しかし、Yは、被災者のそのような訴えを無視し、あえて日頃から被災者を「彼」と呼んできたのである。
イ トランスジェンダーである被災者を侮辱する発言
Yは、被災者に対し、「君のことを女として見ることなんかできない。法律上もそうだ。女として扱って欲しいなら、さっさと手術でもなんでも受ければいいだろう」など、被災者の性自認を否定するだけでなく、トランスジェンダーである被災者を侮辱する発言をした。
被災者とYとその上司が三者で話し合った際も、Yは、冒頭から被災者を「彼」と呼んだ。それに対して、被災者は「何度も何度も、そこからなんですよまず。彼じゃないって私多分10回くらい言いましたけど何度言っても『彼』『彼』としか言わないし」と抗議した。この被災者の発言からも、Yが被災者の切実な訴えを無視してあえて「彼」と呼び続けてきたことがわかる。
Yの上記発言を受けて、被災者は「そういうことを言ってるんじゃないでしょ」と反論し、上司も「(『彼』と呼ぶことについて)本人が違うって言ってるんだからそれは違うんだよ」と注意した。しかし、それにもかかわらず、Yは、上記話し合いの中で、「君は『彼』でしょ!」、「それを、逆に言うとそれを、私たちのように強制されなきゃいけないもんなんですか」、「でも君は、ね、『彼』という言葉が嫌だという風に俺たちに強制しようとしている」と言って、「彼」という呼称に固執し、被災者を非難し続けた。
他にも、Yは、上記話し合いにおいて、「性別変更できるんだから、できてから、それは言いなさい」、「僕は、真実の話をしている。僕はだから君が国籍(戸籍の誤りと思われる)が、ね、女性に変われば、『彼女』とか」などと発言した。
 被災者は、被災者の性自認を全面的に否定して侮辱してくるYの発言の数々に耐え切れず、「もう話したくないこの人とは。なんでそんなこと言うのかな」と嗚咽しながら訴えるほどであった。
 しかし、Yは、被災者が嗚咽しながら訴えても、「彼」という呼称の使用をやめるよう上司から再三注意されても、自身の誤った見解を変えようとはせず、「んー、何でですか」、「医学的には正しい見方ですよね」と開き直り、さらには、「性別とかっていう問題じゃなくってね、性格の方がね、問題なんだよ。はっきり言って」、「女性らしいと見られたいんであれば、やっぱりそういう細やかな、心遣いっていうのも、必要なんじゃないか」
と言って、被災者の人格否定を展開したのである。
(2) Yによるその他の嫌がらせ
事業所に異動以降、被災者が「教えて下さい」と業務の指導をYに求めても、Yは「君は知る必要はない」と必要な指導を拒否してきた。
さらに、Yは、被災者に対し、「君にやってもらうことはないよ」など、被災者を業務から外すことを明確に通告してきた。それ以外にも、Yは、被災者が残業をしているという理由をつけて、「(打ち合わせに)別に出なくてもいいよ」と言い、被災者を業務から排除しようとしてきた。
他にも、Yは、被災者が業務に関して質問等をしても、「あなたには関係ない」「君は知らなくていい」と言って、指導を拒否し続けた。

4 SOGIハラの労災申請
 2021(令和3)年9月、被災者は労基署に労災申請を行った。2020(令和2)年5月29日付で、厚生労働省は労災における「心理的負荷による精神障害の認定基準」の改正を通達し、新たに「パワーハラスメント」の出来事を「心理的負荷評価表」に追加するなどの見直しを行った。これによって、従来は認定のハードルが極めて高いと言われていたSOGIハラを含むパワーハラスメントが労災として認定されることに強い期待が持たれており、そのような状況の中での労災申請であった。
労災申請の際に、佐々木亮弁護士と私が代理人として作成した代理人意見書も労基署に提出した。代理人意見書においては、具体的出来事として「29 上司等から、身体的攻撃、精神的攻撃等のパワーハラスメントを受けた」、「37 セクシュアルハラスメントを受けた」があるとし、これらの出来事の心理的負荷はいずれも「強」と判断されるべきものであり、総合評価も「強」と判断されるべきであると主張した。
Yの発言は、被災者の性自認を侮辱し、その人格や人間性を否定するような、業務上明らかに必要性がない精神的攻撃であり、かつ、性的な発言にあたる。自身の性別をどのように認識しているかは人格の根源的な要素である。そのような性自認というものを否定するYの言動は、業務の目的を明らかに逸脱した精神的攻撃である。
特に、Yは、「性別変更できるんだから、できてから、それ(差別であるということ)を言いなさい」、「さっさと手術でもなんでも受ければいいだろう」とも発言している。性別適合手術は、言うまでもなく身体への侵襲を伴う手術であり、そのような手術を受けなければ「差別である」という指摘すら認めないという趣旨のYによる言動は、業務の目的を明らかに逸脱した精神的攻撃に他ならない。
被災者は、Yから、自身の性自認を侮辱し、人格や人間性を否定するような、業務上明らかに必要性がない、業務の目的を明らかに逸脱した精神的攻撃を、他の従業員の面前で執拗に受け続けた。また、被災者は、Yから、人格を否定するような性的な発言を執拗に受け続けた。さらに、会社は、ハラスメント行為の存在を把握しておきながら、何ら適切な対応をとることなく、Yによるハラスメント行為は何ら改善されなかったのである。

5 SOGIハラの労災認定
 2022(令和4)年6月30日、労基署は、本件は業務上であると判断した。
 具体的な出来事としては「上司等から、身体的攻撃、精神的攻撃等のパワーハラスメントを受けた」が認められ、その心理的負荷の強度は「強」とされた。
 労基署は、調査の結果、Yが被災者を「彼」と読んだり、「戸籍実際はどうなんですかっていう話で。性別変更できるんだから、できてから、それは言いなさい」、「男性女性という意味で、彼氏彼女という言い方を分けるならば、君は、戸籍は男性なのか女性なのかで」、「女性らしいと見られたいんであれば、やっぱりそういう細やかな、心遣いっていうのも、必要なんじゃないか」等の発言をしたりしたことを認定した。さらに、労基署は、その後もYが複数回にわたって被災者を君付けで呼んだことも認定した。
そのうえで、労基署は、カミングアウトした被災者を女性として扱うようそれ以前に会社から明確に指示されていたにもかかわらず、戸籍が変更されていなければ、あるいは細やかな心遣いがなければ女性と認められないと受け取られる趣旨の、本人の人格を否定する精神的攻撃がYからあったと認め、さらに、Yが上司から呼び方を注意された後も「君」、「彼」と呼んでおり、被災者を侮辱する発言と評価し得るもので、このような発言が日常的ではないにしても複数回確認されることなどを総合的に判断すると、人格を否定する精神的攻撃が執拗に行われたものと認めた。
 そして、労基署は、上司がYを指導していることや、会社がYと被災者が業務上関与しなくても良いように対応していること等を考慮しても、心理的負荷の強度は「強」と判断したのである。

6 事件を終えての感想
性別は、「人格的生存」との関係において密接不可分であることに加えて、自認する性別に即した社会生活の実施が重要な法的利益であると解されている。Yによる被災者に対する言動の数々は、そのような被災者の重要な法的利益を明らかに侵害するものであった。
そのようなYによるハラスメント行為が、重大なハラスメントであるのは明白であり、Yによるハラスメント行為が被災者に与えた心理的負荷は「強」と評価するほかなかった。そのため、労基署による業務上という判断は、当然といえば当然の判断といえる。
もっとも、長時間労働を伴わない、ハラスメントのみを具体的な出来事とする労災認定は極めて稀なものである。長時間労働がない中での労災認定は、率直に言うと困難なものであると代理人としては認識していた。本件では、度重なるハラスメント行為に苦しんでいた被災者が加害者であるYの発言を録音しており、その録音の存在が大きな決め手になったものとみられる。
被災者が苦しい中でも録音するなど証拠を集め、勇気を出して労災申請に踏み出し、その結果、職場での差別に悩む多くのLGBTQ当事者にとって希望に繋がる労災認定が得られたと感じている。被災者も、今回の労災認定について広く社会に知ってもらうことを強く望んでいる。

 以上が、代理人の小野山静弁護士による事案に関する説明です。
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組合員によるメッセージを公開しています。

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Trans Rights Are Human Rights トランスジェンダーの人権・プライドのためのメッセージ

トランスジェンダーの尊厳を歌った楽曲を公開しています。

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Stand With Pride 作詞・作曲:稲葉一良 歌:清水直子


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