１月２７日に行われた八王子労働相談情報センター及び八王子労政会館の存続を求める会の発足会に行ってきました。２０１１年２月に公表された「２０２０年の東京」で「労働情報センターＴＡＭＡを発足させる」と明記され、東京都は区市町村に移管又は廃止の方向で進めてその役目を終わらせようとしています（国分寺労働相談情報センターと八王子労働情報センターを統廃合し、立川に新設する。労政会館は廃止する）。
人口５８万人の八王子市は２０１５年（平成２７年）４月に、東京都初の中核市となります。その一方で、ブラック企業などによる様々な労働の問題が社会問題化し、労働基準監督署への相談が激増することになったにもかかわらず、それに逆行するように新宿・渋谷に続いて、八王子労政会館を廃止に追い込もうとしています。
基調講演としてＮＰＯ法人ＰＯＳＳＥ代表の今野晴貴さんが、「労政会館廃止になぜ反対にするのか？」という講演をブラック企業問題にの説明を交えて、分かりやすく話しました。その後、労政会館の利用者からのリレートークも行われました。働く人の側に立つ場を守るため、今後も活動に参加していきます。
■梅木隆弘（副委員長、田口運送・都流通商会支部書記長）
