プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

シリーズ 会社の中のズルいヤツ3「過労死した同僚の葬儀で涙を流したのに裁判では会社側に立って遺族を陥れる証言をする」

シリーズ 会社の中のズルいやつ 3
あなたの会社にもこんな人いませんか?
仮名:町田 唯男(仮名)
特徴:過労死した同僚の葬儀で涙を流してみせたが、その後、遺族が会社におこした損害賠償裁判で会社側にたって遺族を陥れる証言する

 人望があり、頼まれたら嫌と言えず、面倒見がいい、皆が帰るまで、先に帰らず最後の1人が終わるまで仲間を手伝っていた。そんな仲間が、亡くなってしまったとき、あなたならどんな対応をしますか?
 過酷な業務と長時間労働によって、家族を残して先立った同僚がいます。
 町田は、過労死した同僚と一番仲がよく、彼の死を誰より悲しみました。葬儀では遺族の前で、涙を流し、しばらくは気落ちしていました。
 しかし、遺族が会社に損害賠償の請求裁判(労災認定を受ければ、その認定を根拠に賠償請求をすることができる)を始めた途端、突然手のひらを返し、会社側の証人として、遺族を陥れるような証言をしました。
 父を失い、夫を失った家族が、会社の同僚に裏切られる。こんなことが許されますか?
 遺族は、「絶対に許さない」と近親者に語ったそうです。過労死した友を冒涜する人になってはいけません。人はみな誰かに助けられて生きています。