プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

デモクラティック・ユニオンについて【再掲】

デモクラティック・ユニオン(DMU)代表者書記長を名乗る組合員は、現在、組合内での分派活動(労働組合の中に別の労働組合を結成し、事実に反する内容で執行部を批判しながら、プレカリアートユニオン組合員を加入させようと勧誘した)を行ったことにより、組合員としての権利停止中です。

当組合では、組合が取り組む争議があった場合、たとえば残業代計算のための入力作業などを、手の空いている組合員に手伝ってもらうことがしばしばありました。こういった作業は、組合活動として、それぞれの組合員がお互いに助け合いということで行ってきたことで、無償のものでした。

しかし、当組合としては、手伝ってくれている組合員に対して、わずかではありますが行動費を支払っていこうと執行委員会で取り決めをし、それ以降、組合員には行動費を支払ってきました。この手伝ってくれる組合員を、「書記局アルバイト」と呼んではいましたが、実態は雇用ではありませんでした。

この人もその手伝いをしてくれていた組合員の一人です。2019年3月上旬、この組合員は、突如、自分はプレカリアートユニオンの労働者であるとして、当組合の中に労働組合を作ったと公表しました。

そして、当組合の作業を手伝っていない(DMUへの加入資格があるとも想定できない)当組合の一般組合員をも対象にDMUへの加入勧誘を始めました。当組合の組合員を、別労働組合に勧誘する行為は、当組合の団結を壊す行動であるので、中止するようこの組合員に対し警告し、弁明も聴取しました。

が、行為を改めると確認できなかったので、臨時執行委員会を開催し、この組合員を権利停止処分としました。この組合員は、デモクラティック・ユニオンと称するツイッターアカウントや、デモクラティック・ユニオンのホームページ上(以下「DMUツイッター等」)で、当組合の運営について非民主的であるとか、委員長が高額報酬を得ているなどの誹謗を繰り返したり、組合事務所内で盗聴が行われているなど、事実と異なることを書き連ねるなどしています。

加えて、この組合員は、DMUツイッター等において、当組合の組合員であることを職場に公然化していない組合員の実名を無断で掲載したり、そのツイッターアカウントから、その組合員の職場のアカウントにメンションを送り、職場に訪問すると予告するなどしました。

この組合員はDMUツイッター等において、ある組合員に対して、以前の職場に帰れなどの暴言を書き込んだり、自身がセクシュアルマイノリティであることを明かして通称名で活動している組合員の本名を無断でアウティングするなど、当組合の組合員に対する加害行為を行っています。

これまで、私たちは、上記一連の行為や仲間である組合員の個人情報をむやみに公然化しないようこの組合員に警告し、速やかに個人情報を削除するよう要求してきました。組合員への嫌がらせ行為をエスカレートさせているため、現在、法的対応を行っています。