プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

DMU民主一般労働組合と代表者である前田史門(宮城史門)氏に対する名誉毀損の損害賠償請求を提訴(東京地裁で記事削除の仮処分は決定済)

ご報告

この度、当ユニオンの組合員2名が原告となり、DMU民主一般労働組合(以下、「DMU」といいます)およびその代表者である前田史門(宮城史門)氏を被告として、東京地方裁判所に損害賠償請求を提訴しました。
DMUまたは前田(宮城)氏は、ブログやツイッターアカウントを用いて、組合員個人を名指しして、組合員のプライバシーを侵害したり、あるいは、名誉を毀損する表現行為を繰り返してきました。具体的には、ある組合員については、ブログを用いて、セクシュアル・マイノリティである組合員の顔写真や実名を執拗に公表する、いわゆるアウティングを行い、また、ある組合員については、当該組合員が、事実と異なるにも関わらず、違法行為をしたかのような表現行為を行いました。
そこで、当ユニオン所属の各組合員は、上記の各表現行為のうち、複数のブログ記事について、東京地方裁判所に投稿記事削除の仮処分を申し立てました。そして、申立てと同内容の命令が、すでに出されております。
 もっとも、DMUまたは前田(宮城)氏は、当該削除命令には従ったものの、いまだ組合員個人を名指しして、各人の名誉を毀損する表現行為を継続しています。
当ユニオンとしては、DMUとの紛争について、円満な解決を望んでおりますが、当ユニオンとDMUの紛争に何ら関係が無い、組合員個人への誹謗中傷が繰り返されることに対しては、組合員個人の権利・利益を守るため、法的な対応をする必要があるものと考えております。そこで、上記組合員2名が、ブログ記事削除の裁判手続を行ったこと、また、DMUおよび前田(宮城)氏に対する責任追及の裁判手続を行っていること、加えて、当ユニオンとしても上記各裁判手続を支援していることを、ここにご報告する次第です。
なお、DMUまたは前田(宮城)氏が当ユニオン所属の組合員個人を名指しして、各組合員のプライバシーを侵害したり、名誉を毀損する表現行為を継続している状況については、同じ労働組合として、その状況を憂慮しております。
何とぞ、ご理解をお願いいたします。