厚生労働省に対し、プレカリアートユニオンは、加盟する全国ユニオンと、2021年11月16日、東京都労働委員会の実効確保措置勧告に従わず労働組合と組合員へ誹謗中傷文書送付を行う警備会社テイケイ（株）の委託見直しを求める要請をしました。
都労委の「実効確保措置勧告」に従わず誹謗中傷文書送付
テイケイ（株）による労働組合や組合員への誹謗中傷文書送付などの不当労働行為については、東京都労働委員会に不当労働行為救済申立をしており、令和３（２０２１）年８月１７日付で、都労委がテイケイ（株）に対して、「申立人の組合員及びその勤務先等への文書の送付は控えるよう勧告する。」とする異例の実効確保措置勧告を出しました（不当労働行為救済申立の審査は継続中）。しかし、テイケイ（株）からの誹謗中傷文書送付は、実効確保措置勧告以降も続いています。
違法行為を繰り返す警備会社に公的機関の警備をさせるべきではない
テイケイ株式会社からの文書送付は常軌を逸しています。労働組合や組合員に対する違法行為を繰り返し、東京都労働委員会の実効確保措置勧告にも従わないテイケイ（株）に、個人情報を取り扱う厚生労働省の警備を任せてよいのでしょうか。テイケイ（株）にご指導いただき、違法行為を改めない限り、テイケイ（株）には厚生労働省の警備をさせないよう要請します。
