日頃からプレカリアートユニオンにご支援をいただき、有り難うございます。
非正規雇用でも若年正社員でも、職場で仲間を増やして労働条件の維持向上に取り組もうとプレカリアートユニオンを結成したのが２０１２年４月。おかげさまで結成から１年半を迎えるこの９月１４日に第３回定期大会を開催することができました。
大会では、なのはなユニオン、東京管理職ユニオン、シニアユニオン東京、東京ユニオン、派遣ユニオンから来賓の挨拶をいただき、社会民主党東京都連合青少年局からメッセージをいただきました。大会終了後には、記念講演として「交渉・争議の要諦」をテーマに東京管理職ユニオン執行委員長の設楽清嗣さんに講演をいただきました。
今年度の方針では、「ブラック企業で支部を作る」「生活のよりどころとなり、雇用不安を背景にした心のささくれに手を差し伸べる」「労働分野の規制緩和に反対し、格差是正、労働条件改善の必要性についての世論を作る」などを掲げ、取り組む決意を新たにしました。また、今期で組合員１５０人を目指すなかで、自分たちの労働条件を底上げし、相談に来る労働者にとっての希望になる取り組みをしたい、などと抱負が語られました。
２０２０年に東京でオリンピック開催されることになり、物価や家賃の上昇、消費税増税が待ち受けるなかで、労働者の賃金は上がっていません。自分たちの生活を守るために、正規・非正規を問わず、自分の働いている職場で、待遇をよくする取り組みに力を注ぐことがより必要になっています。私たちもこの間、７支部と支部を超えたつながりである２ブロックを作り、賃上げを可能にしたり、団体交渉によって賃下げを押し返し、現場で給料の原資を増やす取り組みをしています。
露骨な雇用流動化政策が進められようとしているなか、これ以上の雇用破壊をさせないためにも、仲間のみなさまとともに、引き続き奮闘していく決意です。
今後とも変わらぬご支援、ご指導を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
