プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

気迫あふれる第5回定期大会開催!映画『アリ地獄天国(仮)』パイロット版上映とトーク、写真展も盛況

 9月17日に第5回定期大会(第6回大会)をユニオン運動センターにて開催いたしました。多くの来賓のご臨席をいただき、また、連合総合男女平等局、全日本建設運輸連帯労働組合、東京労働安全衛生センターをはじめとするナショナルセンターの枠を超えた労働組合の皆様、全国ユニオンに加盟する仲間の皆様、NPOより、心強い激励のメッセージをいただき、誠に有り難うございました。
 映画『アリ地獄天国(仮)』パイロット版(土屋トカチ監督が、我々とブラック企業「アリさんマークの引越社」との闘いを記録した映画で、今年中には長編映画として完成の予定です)上映とトークでは、ジャーナリストの安田浩一さんをはじめとする登壇者から、熱のこもったメッセージをいただきました。
 プレカリアート(不安定な労働者)である非正規雇用も若年正社員も、職場に仲間を増やして労働条件の維持向上に取り組もうと、「駆け込み寺から砦へ」をキャッチフレーズにプレカリアートユニオンを結成したのが、2012年4月。結成から4年半を迎えた本大会で、組合員は250人となりました。
 引き続き、2017年の定期大会までに組合員400人を達成し、ブラック企業に泣き寝入りしない仲間を増やし、運送会社・引越会社の固定残業代制悪用、弁償金問題と闘う裁判に勝利し、運輸・引越、介護、サービス業で働く仲間を組織します。特に、過半数を組織する強い支部建設に尽力します。
 今期は、若い世代の役員も増え、多様な仲間の参加によって組合活動を活発化させるため、執行委員会役員の3割以上を女性及び性自認が男性以外の役員が担う体制ができました。引き続きコミュニティー・オーガナイジングを活用して、闘争力と活力のある組織を作っていきます。
 安倍政権の進める雇用破壊を食い止め、われわれの命と時間と未来を守る労働者保護ルールの改悪を阻止するため、仲間の皆様と共に、引き続き奮闘していく決意です。
 今後とも変わらぬご支援、ご指導を賜りますよう、何とぞお願い申し上げます。