全国各地のユニオンの仲間３００人が熊本に結集第３５回コミュニティ・ユニオン全国交流集会in熊本　１１月２５日・２６日

全国各地のユニオンの仲間３００人が熊本に結集

第３５回コミュニティ・ユニオン全国交流集会in熊本　１１月２５日・２６日

　第３５回コミュニティ・ユニオン定期総会と全国交流集会が、１１月２５日と２６日、熊本市内で開催され、全国から約３００人のユニオンの仲間が集まりました。プレカリアートユニオンからも４人が参加。
　熊本城ホールで行われた１日目、全体集会の特別講演では、２００７年に熊本市内の慈恵病院に解説された「こうのとりのゆりかご」に預けられ、里親家庭で育った宮津航一さんが、「血縁はないけれども絆でつながった家族」で育った経験と、真実告知の必要性などを語りました。
　さらに、最高裁で無罪判決を得た、ベトナム人技能実習生孤立出産事件で被告となった元技能実習生の主任弁護士を務めた石黒大貴弁護士が、技能実習生が孤立出産と隣り合わせである実態と、事件で無罪判決を得るまでの取り組みを語りました。
　熊本に住んでいる技能実習生や留学生などの外国人のために、日本での妊娠や出産について多言語で紹介する「日本でのにんしん」を開設したことも紹介。

ninshinjapan.weebly.com

　技能実習生が日本で産休、育休を取得するためには、労働組合のバックアップが必要であることを再認識させられました。
　翌２６日には１１の分科会が開催され、第３分科会「労働組合におけるＷｅｂ活用」では、プレカリアートユニオンがウェブサイト、ブログ、ＳＮＳ、YouTubeを連携させている取り組みが紹介されました。