プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

「生きていてくれてよかった」──安否確認から見えるユニオンのつながり

 ある日の午前中、プレカリアートユニオンの仲間たちは、3日間連絡が取れなくなった組合員の自宅に向かいました。鬱状態が重く、これまでも食料を届けたりしながら見守ってきた人です。雇止め問題と未払い賃金の交渉がほぼ解決に向かっていた矢先、「気力も元気もなくて連絡が遅くなってごめんなさい」とメッセージを送ってきたのを最後に、LINEは既読にならず、電話も出ない。

 最悪の事態を覚悟し、警察と鍵業者を呼んでドアを開けようとしたその時、中から本人が出てきました。
 昼夜逆転で、アイマスクと耳栓をして寝ていたとのこと。
 「生きていてくれてよかった」と、心から思いました。

 ちょうど昼時だったので、その場にいた5人で近くのファミレスへ。
 奮発して、全員でうなぎ丼を食べました。

 同じテーブルを囲んだメンバーの顔ぶれは、プレカリアートユニオンという場を象徴していました。
 IT業界でパワハラや解雇を繰り返し経験してきた30代の近藤さん(仮名)は、自身も今まさに解雇問題で団交中。それでも彼は、引きこもりがちな仲間に「辛いこと以外の経験を増やすことで、脳の中で辛さの割合を小さくしていく」という、自分なりの対処法を丁寧に話してくれました。

 運送会社の社長に逃げられ、未払い賃金と破産手続きに追い回されている50代の浅井さん(仮名)は、多くを語らず聞き役に徹しながらも、普段は抗議行動の現場で頼りになる存在です。

 私はその場で、「美味しいものを、美味しいねと言い合いながら一緒に食べられる仲間がいること」の貴重さを改めて感じていました。

 プレカリアートユニオンは、
・男性だけでも女性だけでもなく
・LGBTQの当事者も含め、多様なジェンダーと働き方の仲間が集まり
・職場の理不尽に泣き寝入りしない人たちが助け合う場所です。

 労働組合というと「交渉」「裁判」のイメージが強いかもしれませんが、それだけではありません。
 電話がつながらない仲間の生存確認に行く。
 一緒にご飯を食べる。
 愚痴を聞き合う。

 そうした小さな行動の積み重ねが、「一人じゃない」と実感できる支えになります。

 もし今、あなたが
・会社からの圧力やハラスメントで心身が限界に近い
・誰にも相談できず、部屋にこもりがちになっている
・生活とメンタル、両方がギリギリだ

 そんな状態なら、ぜひプレカリアートユニオンに連絡してください。
 私たちは、交渉の相手である会社だけでなく、あなた自身の生活と命を守るためにも動きます。

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『縁辺労働に分け入る』でもご紹介した出来事です。

www.kamogawa.co.jp

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