医療機関Ａ支部で年度末の決算手当要求実現！
春闘要求も提出しました
昨年末に、理事会に提出した年度末要求が実現しました。要求は２点。決算手当ての支給と有給休暇の１時間単位取得の為の労使協定締結でした。これまで職場では、短時間の有給休暇取得で済む場合も、半休を取らなければならず労働者にとっても管理側にとっても不都合な状況が発生していました。
今回の合意により、合理的な有給休暇の取得が可能となり、子育て世代や介護問題を抱える労働者にとっても益のある体制が出来ました。更に、決算手当ての支給はこれまでにない成果であり、組合員、職場労働者の士気を大いに高める効果が期待されています。今回成果にこれまで組合に距離をとっていた労働者も関心を寄せ始めています。
支部では、この成果を土台に３月１日に理事会に対し春闘要求を提出しました。要求内容は以下の通り。
●２０１３春闘要求
１．組合員の賃金３％アップを要求します。
２．組合員の退職金積立額のアップを要求します。
３．給与表の作成を要求します。
４．組合員の一時金は前年実績以上を要求します。
支部では、今回春闘要求提出に合わせて職場の全労働者に向けてビラまきを実施しました。支部にとって複数組合員になって２回目の春闘です。ビラには組合加入の訴えに加え、労働組合は話し合いの組織であることを前面に押し出し、労働者の労働組合への認識を深めてもらう工夫をしました。
電気料金の値上げ、インフレターゲット戦略による物価の上昇、復興税や消費税率のアップなど収入の目減りが予想されます。現状維持では、生活は苦しくなるばかり。闘いで賃金を上げ、家計も景気も良くする労働組合の役割が重い要になっています。私たちの支部も、小さいながらも全国の仲間の一員として要求実現に向けてがんばります。
■大平正巳（執行委員長・医療機関Ａ支部支部長）
