運送会社の２０２４年問題でドライバーの待遇改善が求められるなか ８年間賃上げ（ベースアップ）なしでいいの！？ よくない！！
田口運送（株）田口貴之社長、都流通商会（株）荒井保社長、給料上げろ！ボーナス増やせ！ 組合に入って給料上げよう！
ご存知ですか？ 田口運送事件 横浜地方裁判所相模原支部判決（平成２６年（ワ）第６８２号）
運送会社である田口運送（株）で大型車のドライバーとして働く原告が、会社に未払い残業代などを請求し、原告の完全勝利判決が出された田口運送事件。この判決を受けて、原告のドライバーが加入する誰でも１人でも加入できる労働組合、プレカリアートユニオンと、その後の労働条件について協定が締結されました。グループ会社である都流通商会（株）で働くドライバーの組合員も、同社と未払い賃金問題などについて和解し、その後の労働条件について協定が締結されました。
２０１５年に和解協定書を締結してから８年。その後の物価上昇を踏まえた賃金の増額（ベースアップ）は一切ありませんでした。現役ドライバーであるプレカリアートユニオンの田口運送・都流通商会支部の組合員たちは、８年経った２０２３年秋、生活に影響するほどの物価高騰や社会的な賃上げ要請を背景に、２０２４年の春闘（賃上げ要求）を行いましたが、２社は、なんと「１円も賃上げしない」ことに固執し、組合側を納得させる努力もせず証拠資料も開示しませんでした。田口運送、都流通商会は、団体交渉に３人もの弁護士を出席させ、これらの弁護士費用は支払うにも関わらず、現場で汗水流して働いているドライバーの賃金は１円も上げないと回答を続け、２０２３年冬期賞与についても、交渉によって増額することを拒否。来年、２０２４年には運送会社でも労働時間の総量規制が適用され、トラックドライバーの待遇改善が叫ばれていますが、時代に逆行する対応です。
都流通商会では、実際に取得した年次有給休暇の日数以上に年次有給休暇が消化させられ、事実ではない日数が給料明細に記載されています。プレカリアートユニオンと当該組合員は、意に反して消化させられたことになっている年次有給休暇を返すよう求めています。
田口運送、都流通商会の関係者、ご近隣の皆様、会社がドライバーを大切にし、賃上げに応じるよう、ご意見をお寄せください。
田口運送、都流通商会で働く皆さん、プレカリアートユニオンに加入し、給料を上げよう！ LINE労働相談受付中！いつでもご連絡ください。
都流通商会で働く梅木隆弘組合員の報告（２０１５年１２月）
田口運送に勝利和解した際の報告（２０１６年２月）
【抗議・ご意見は】
田口運送株式会社
代表取締役 田口貴之
東京都北区浮間４－２３－２０
電話03-3967-0161
FAX03-3967-0261
都流通商会株式会社
東京都八王子市中山５７０
代表取締役 田口精一
代表取締役 荒井保
電話042-675-1171
FAX 042-675-1173
【労働相談は】
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プレカリアートユニオン／田口運送・都流通商会支部
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