プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

商品事故相談・情報提供事例「燃料代高騰で、燃料代を給与から引かれるようになった」ほか

プレカリアートユニオン、ドライバーズユニオン(プレカリアートユニオン運輸ブロック)では、商品事故ホットラインを開催し、電話、メール、対面で相談・情報提供を受けています。

以下、代表的な相談・情報提供事例をご紹介します。
燃料代の値上がりを受けて、労働者の給与から燃料代名目の天引きをする動きもありますが、当然違法です。泣き寝入りせずご相談ください!

ケース1 残業代は払われない。商品事故の弁償もないが、会社の仕事が終わるまで連帯責任を負わされる。一人が終わっても、全員が終わるまで帰れない。何時に帰れるかわからない。高速道路使用がかなり限定されている。

ケース2 残業代という名称の金額は支払われているが、計算根拠がわからない。商品事故は、毎月全従業員からの積み立て(一定額)をしていて、そこから支払っている。

ケース3 (会社の役員より)残業代は払われない。商品事故の弁償金は、運転手に支払わせるしかない。そうしないと、経営が成り立たない。

ケース4 残業代は払われるが、商品事故の弁償金はさせられる。金額が個々の面談によって決められているため、基準がわからない。5万円を支払った仲間がいる。

ケース5 (大手運送会社勤務)残業代でている。商品事故は始末書のレベル。始末書を書くのに、時間がかかる。

ケース6 残業代は出ていない。商品事故の弁償金は全額させられる。一番多いときで、20万円一括の弁償があった。労働時間が長い。つらい。

ケース7 残業代は長距離なので出るわけがないと思っている。商品事故も下請けなのでいわれたら仕方なく払っている。厳しい。つらい。何のために働いているのかわからなくなる。後輩のために、自分たち年長者が闘えばよかった。後輩たちに申し訳ない。

ケース8 燃料費として、説明無く天引きが始まった。多い月は、2万円近く差し引かれる。

ケース9 10年間に200万円近くの車両事故の弁償金を天引きされた。売り上げに応じた歩合で給料が払われるが、売上額を教えてもらえずごまかされているのではないか。残業代も支払われていない。被災地への長時間の輸送をたびたび行い、過労とPTSDで休業を余儀なくされたが、労災ではないか。

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