プレカリアートユニオン第８回定期大会（第１０回大会）特別決議
組合活動の妨害を許さず、団結して組合本来の活動に取り組む特別決議
私たちは、２０１２年４月の結成以来、一貫して、職場で直面した理不尽、困難に泣き寝入りせず、勇気を持って立ち上がり、ブラック企業と闘ってきました。仲間と力を合わせ、組合活動に創意工夫をしながら、労働組合として本来向き合うべき問題の解決に昼夜奔走しています。
この５年ほどは、個別紛争の解決に留まらず、労働者が集団として力を持つ職場を増やすことを目指し組織化に取り組んできました。この間、個別の労働問題の解決についてめざましい実績を上げる一方、職場の過半数の労働者を組織する支部もあり、ユニオンショップ協定締結も実現しています。
私たちは、事実に反する主張をしながら組合や仲間の組合員を誹謗中傷、名誉毀損することを断固として許しません。私たちは、組合活動の妨害に対して一致団結し、決然としてこれを撃退します。
労働者同士で敵を作り、足を引っ張り合い、攻撃し合うことは、労働組合の目的とはまったく逆のものであり、組合の存在意義を否定することになります。それは団結でもなく、助け合いでもなく、自分のみが得をすれば良いという自己本位の姿勢に他なりません。
私たちは真に労働者のために、引き続き、本来労働組合が行うべき、不安定な労働や生活を強いられる仲間の組織化、組合員の労働問題の解決に全力で取り組んでいくことを決議します。
２０１９年９月１４日
プレカリアートユニオン第８回定期大会
