警備会社・テイケイ（株）の誹謗中傷文書送付などに関する、小池百合子東京都知事宛の1287人の署名とコメントを提出しました。
ご協力有り難うございました。
東京都労働委員会の不当労働行為救済命令に従わず団体交渉を拒否し続け、労働組合と組合員へ誹謗中傷文書を送付したことなどが違法と認められ、損害賠償の支払いを命じられた警備会社テイケイ（株）に関するｃｈａｎｇｅ．ｏｒｇに寄せられた１２８７の署名を提出します
ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
私たちプレカリアートユニオンは、あらゆる雇用形態で働く労働者を組織する個人加盟労働組合であり、ナショナルセンター「連合」の構成団体である、全国コミュニティ・ユニオン連合会（略「全国ユニオン」）傘下の組織です。
２０２１年４月、プレカリアートユニオンは、オンライン署名サイトであるｃｈａｎｇｅ．ｏｒｇで、警備会社のテイケイ株式会社に関する、小池百合子東京都知事宛の以下の署名を呼びかけました。この２年間に寄せられた１２８７人の署名と、コメントを提出します。
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大手警備会社のテイケイ株式会社（影山嘉昭代表取締役／高花豊代表取締役）から、個人加盟の労働組合・プレカリアートユニオンの事務所に毎週毎週、10～20通程度の「怪文書」レベルの誹謗中傷の郵便物が届いています。上部団体の役員や組合員個人宅に届いたものなども合わせてその数500通以上。社名入りの封筒で、社長名で、代表者印を押した「抗議書」などの書面に、組合役員、組合員、上部団体である全国ユニオンの役員の名前を列挙して、街宣活動への参加を「立派な犯罪行為」「参加する者は共同正犯」と脅し、「雲助」等の職業差別や「○○のクズ」「ゴミ」と罵倒する紙片や顔写真を複数同封して送りつけるという異様さです。プレカリアートユニオンが、本社に抗議の街宣をすれば、出入り口に組合を「反社」と名指し、他国を貶めるヘイトスピーチを含む垂れ幕を貼る始末。
警備員が現場に直行直帰して働いていることから、テイケイでは、毎週１回、支社に勤務実績報告書を持参させられ、その際、装備の点検なども行います。明らかに労働時間なのですが、この時間についてテイケイは賃金を払っていません。労働基準監督署からは指導され、未払い賃金を請求して労働審判を申立てた警備員には解決金を払いました。団体交渉で警備員全員に未払い賃金を支払うようはたらきかけたところ、１回につき500円の手当が払われるようになりました。一歩前進ですが、移動時間も含めた賃金と交通費を支払うべきです。
テイケイは、プレカリアートユニオンに加入して未払い賃金の請求をした警備員をホテルに長時間呼び出して、退職届を書かせました。退職させられてしまった組合員が、現在、未払い賃金の請求と地位確認を裁判で争っています（労働審判で一定の金銭の支払いを行う審判が出された後、本訴に移行）。また、テイケイで働く労働者からは、コロナ禍でもサージカルマスクの着用が原則禁止されている、といった相談も寄せられました。これらの問題について、テイケイは、プレカリアートユニオンとの団体交渉を拒否し、「怪文書」の送付を繰り返しています。深夜に組合員個人宅の郵便受けに投函したり、公然化していない組合員の職場に嫌がらせの文書を送るなど、行動がエスカレートしています。組合の街宣活動を名誉毀損などであるとし1000万円の損害賠償を請求するスラップ訴訟を仕掛けてきたので、組合もテイケイからの文書送付や名誉毀損の掲示物について反訴し請求拡張分も合わせて合計約3000万円を請求し訴訟でも闘っています。
これらの不当労働行為については、当然、東京都労働委員会に不当労働行為救済申立もしており、実効確保の措置申立てに対して、東京都労働委員会から「申立人とその関係者（組合員及び上部組織を含む。）への文書の送付については、紛争の拡大を防止するため格段の配慮を払われるよう強く要望する。」という見解が示されています。私たちは、激しい組合嫌悪とネット右翼的な考え方を反映した違法な攻撃に萎縮することなく、労働問題の解決を求めていきます。
テイケイは、2021年3月までは東京都庁の警備を行っており、その後の豊洲市場をはじめ東京都の関連施設や官庁などを受託しています。労働組合に対する違法行為を繰り返し、テイケイと労使関係のない組合員個人にも執拗に嫌がらせの文書を送り続けるテイケイに、個人情報を取り扱う施設や公共性の高い施設の警備を任せてよいのでしょうか。テイケイが違法行為を改めない限り、テイケイには豊洲市場と都営地下鉄の警備をさせないようお願いいたします。
テイケイに直接ご意見を送る場合は→テイケイ株式会社（旧名 帝国警備保障株式会社）
代表取締役 影山嘉昭／高花豊
東京都新宿区歌舞伎町1-1-16テイケイトレード新宿ビル（靖国通り）
TEL03-3207-8511（代表） FAX03-3232-7404
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テイケイによる誹謗中傷文書送付は東京都労働委員会、東京地方裁判所で違法と判断されました。２０２２年８月、東京都労働委員会では不当労働行為であると認められ救済命令が発せされ、東京地方裁判所でも２０２３年４月１９日に不当労働行為であり違法と判断され、損害賠償の支払いが命じられました。
警備員が現場に直行直帰する際に、毎週１回、支社に勤務実績報告書を持参させられ、その際、装備の点検なども行う時間についてテイケイは賃金を払っていませんでした。団体交渉で警備員全員に未払い賃金を支払うようはたらきかけたところ、１回につき５００円の手当が払われるようになりましたが、十分ではありません。なお、勤務実績報告書持参に関する未払い賃金請求訴訟は、東京高裁で支払いが命じられる判決が出されています。組合に加入した警備員をホテルに数時間も呼び出して、退職届を書かせた件についても、退職は無効である旨の判決が出されています。
このように違法行為を開き直る、警備会社に公的機関の警備をさせてよいのでしょうか。労働組合や組合員に対する違法行為を繰り返し、東京都労働委員会の不当労働行為救済命令にも従わず、現在も団体交渉を拒否し続けているテイケイ（株）に、ご指導いただき、違法行為を改めない限り、テイケイ（株）への委託・取引を見直してくださるよう、改めて要請します。
【change.orgに寄せられたコメントの一部】
安全を守るはずの警備会社が、組合員の住所を何らかの手段で調べ上げ、脅迫するなど、安全を脅かし続けています。みんなの安全のためにも、賛同をお願いします。
肉体労働系の職場ってパワハラモラハラ当たり前ってイメージあるでしょう？割とその通りなんです……変えましょう
その通りです。税金を投入する企業ではありません。
救いようのない警備会社ですね。
真っ当な労働組合運動に対し、差別と偏見に満ちた文書を組合事務所だけでなく、組合員の自宅まで投函するとは。ゾッとします。恐ろしい。
労組を侮辱する会社に警備をさせるな。
団体交渉権を否定するような企業に、公共施設の警備をする資格はありません！
違法行為を是正できない反社会的企業は公共事業に関わらせてはなりません。
やっている事が反社と同レベルですね。許せません。
テイケイってこんな程度の低い会社だったんだ??
ブラック企業撲滅
公的な仕事を受けるに値しない発言。公序良俗に反する発言をする企業は、公共の仕事を任せられるべきではない。労働三権を蔑ろにする姿勢も見て取れる。経営陣の認識自体が違法性を持つ可能性がある。しっかりと事実関係が調査されるべき。
すべての労働組合が力を合わせて闘うべきです。こんなことが許されれば労働組合は成り立ちません
こんな人達に私達の税金が使われるのは我慢なりません。排除されるべきはDHCやこういう会社だ！
おかしな会社に警備させないでください。
クソなブラック企業、まだまだあるんですね。壊滅で！！
1960年代後半から70年代にかけて、「特別防衛保障」という暴力ガードマンが、まずは大学紛争の鎮圧、次いで労働争議介入に投入された。屈強な体育系出身の右翼思想の若者で組織されていた。本山製作所、報知新聞、那珂湊市役所、宮崎放送などの争議に介入し不敗を誇っていた。大阪では、1971年の港合同の細川鉄工などに介入し、手甲（てっこう）をはめ乱闘服に身を包み、こん棒と楯（たて）で武装したガードマンは、暴力団以上に公然と暴力を振るったので闘いは肉弾戦となった。当時はガードマンには何ら規制がなく、野放しだった。これが警備業法制定（1972年）となり、現在、民間警備会社（民警）はセコム、アルソックの大手を中心に50万人を擁する。自衛隊23万人、警察官24万人の合計を上回る業容だ。
あたりまえの倫理はどこへ行ってしまったのか。
正当な組合活動をしている超カッコいいプリカリアートユニオンに賛同します。ヤクザ社会を変えていきましょう!
憲法28条で、また労働組合法で保障された正当な組合活動を嫌悪し憎悪する暴走企業に、自治体や公共企業体が業務を発注することは許されない！
都はこの企業の遵法意識皆無な姿勢を直視し、入札停止にすべきだ。
労働者の団体交渉を拒否して代わりに怪文書を送り付けてくる異常な会社があるなんて信じられません。ましてや、豊洲市場や地下鉄の警備など公的な仕事を請け負っているなんてありえません。
気持ち悪い会社です。企業倫理もへったくれもない。このような会社に警備を委託している東京都もひどい。
《労働組合に500通以上の怪文書を送付、違法行為を繰り返す大手警備会社テイケイに豊洲市場、都営地下鉄の警備をさせないで！》賛同して署名しました。
労働組合へのこれまでの対応を見れば、テイケイがコンプライアンスを根本的に理解できていないことは明らかです。このような企業に公共施設の警備が委託されることは都民にとって重大な不利益です。
テイケイが組合事務所に送っている醜い文面を見ました。怒りが込み上げてきます。アホタレって何ですか？雲助って何ですか？一般的かつ真っ当な企業だったらありえない文書ですよ。雲助の意味をGoogleで調べました。労働組合に対して、どこまでこれだけの蔑視した文を考えつくんでしょうか。人間を守り社会に貢献するのが警備会社ですよ！悪意を感じる文面をやたらに送り付けて貼り紙を行う行為が正しいとは思えない。テイケイは労働者を踏みにじるんですね。組合員をバカにしたりしているのだから、ご自分の従業員の権利も踏みにじるんですか！いい加減に改善をしてください！
しかもなぜこの期に及んでマスク着用禁止なのか。感染対策に完全に逆行している。むちゃくちゃすぎる。
許してはいけない。
このような企業を放置しておいたら、世の中がおかしくなる
法を守れない会社が何から誰を警備するのだろう？都知事の意向でこの会社を入れているの？
毎週のように異様な怪文書が送られてきます。政府と地方公共団体、あらゆる企業はこの人権侵害企業との取引をやめるべき。
警備業界の恥
応援しています！がんばってください！
私も同感、賛同します！一私企業であろうが、公的責任が問われぞ！日本国憲法が保障する生存権はガン無視ですか！テイケイのすること、都がすること、形を変えた人格殺人ではないのか。もどかしい。
テイケイ。ダメ、絶対。
賃金不払いや、サージカルマスクの着用を社員に禁止するだけでも許しがたいのに、それを批判する労働組合にたいして執拗に中傷･妨害を繰り返しているテイケイは、まともに法令を順守しようという企業には見えません。東京都は、地方自治法における｢住民福祉の増進｣及び、日本国憲法の｢憲法尊重擁護義務｣に基づいて、テイケイとの契約を解消すべきです。
遵法意識の欠如した企業に仕事を依頼するな。
【労働相談は】
誰でも１人から加入できる労働組合
プレカリアートユニオン
〒160-0004東京都新宿区四谷4-28-14パレ・ウルー5F
ユニオン運動センター内
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