テイケイ・ボイコットキャンペーン賛同500人突破！組合員の勤務先に怪文書を送付、書記長のウクレレ教室に「ファン」を名乗り怪文書を持参するテイケイ

テイケイ・ボイコットキャンペーンのご賛同が500人を超えました！

　テイケイ株式会社から、プレカリアートユニオン、組合役員、上部団体である全国ユニオン役員、組合員に宛てた誹謗中傷の内容を含む文書が、２０１９年５月頃からこれまでに５００通以上、組合事務所、組合員の自宅、組合員の職場に送付または持参され続けています。組合は、テイケイ株式会社に組合員の自宅の住所を伝えたことはありません。

テイケイから「雲助」呼ばわりされた組合員
　文書は、テイケイ株式会社の社名入りの封筒で、社長名で、代表者印を押した「抗議書」などの書面に、組合役員、組合員、上部団体である全国ユニオンの役員の名前を列挙して、街宣活動への参加を「立派な犯罪行為」「参加する者は共同正犯」と脅し、「雲助」等の職業差別や「○○のクズ」「ゴミ」と罵倒する紙片や顔写真を複数同封して送付または持参して送付されています。「抗議書」には、プレカリアートユニオンの街宣活動について「威力業務妨害であり参加する者は共同正犯になる。」と、組合員が犯罪者になってしまうかのような内容が記載されています。

組合員の勤務先に見当違いの抗議文
　令和３（２０２１）年３月１２日付のテイケイ株式会社から組合員の自宅に送付された「抗議書」に同封されていた書面には、「オイ、○○○○（組合員の名前をカタカナ書き）！　●お前の勤め先にも抗議書を郵送した！（写真で不法街宣を分かり易く説明。）　●念のため、本社と東京の事業部の両方に送っておいた。」と記載され、組合員のの雇用主にも同様の誹謗中傷の文書を送付した旨が記載されていました。実際に、テイケイ株式会社代表取締役影山嘉昭氏から令和３（２０２１）年３月１２日付「抗議書」が、組合員の勤務先に届きました。テイケイ株式会社は、組合員の勤務先に対して「貴社は、○○に対しどのような従業員管理を行っているのか、監督責任があるはず。しっかりと指導をするべきではないのか、対応頂きたい。」「貴社に対応を頂けない場合は、元請けの■■（会社名）及び　・■■（会社名）　・■■（会社名）　に対しても抗議せざるを得ない。」と記載した書面を送付しました。組合員の勤務先が、テイケイ株式会社に、「違法行為を要求する貴社の要請には応じかねる」と回答したにもかかわらず、テイケイ株式会社は、執拗に、組合員や組合について事実に反する記載をして「道義的には指導すべきではないでしょうか。」と主張する書面を送付しました。

都労委の「強い要望」を一顧だにせず
　テイケイ株式会社によるこのような文書送付について、プレカリアートユニオンは、２０２１（令和３）年２月１８日付で、東京都労働委員会に審査の実効確保の措置勧告の申し立てを行いました。これに対し、令和３（２０２１）年４月１２日付で、「本件が当委員会に継続していることに鑑み、被申立人は、申立人及びその関係者（組合員及び上部組織を含む。）への文書の送付については、紛争の拡大を防止するため格段の配慮を払われるよう強く要望する。」という要望書が出されました。

テイケイの封筒を組合員宅に持参
　東京都労働委員会からの要望書の交付後、テイケイ株式会社は、文書送付について配慮をするどころか、行動をエスカレートさせています。２０２１年４月下旬からは、組合員の自宅の郵便受けに、切手も貼られず住所の記載もない、テイケイ株式会社代表取締役影山嘉昭氏を差出人とする青い封筒が届けられるようになりました。誰かが組合員の自宅の郵便受けに入れたことは間違いありません。

書記長が講師を務めるウクレレ教室に「黒ずくめの男」が
　２０２１年６月１９日には、組合の書記長でミュージシャンとしても仕事をしている稲葉一良さんが講師を務める東京都足立区内のウクレレ教室に、住所と「ウクレレ教室　稲葉一良先生江　一ファンより」という宛名を貼り付けた封筒の中に、テイケイ株式会社の社名の入った封筒に入れた誹謗中傷の文書や紙片を、黒ずくめの男がわざわざ届けるということもありました。

ファンを名乗って怪文書を持参するテイケイ
　テイケイ株式会社による、組合や組合員の誹謗中傷の内容を含む文書を送付や文書の持参には、何の正当性もありません。テイケイ株式会社は、組合の抗議行動に抗議をしているという主張をしていますが、送付されている文書は抗議の内容というより、事実に反する誹謗中傷が多くを占め、東京都労働委員会がテイケイ株式会社に謝罪するよう組合を指導したという事実に反する内容も繰り返し記載されています。組合の街宣活動に抗議をするのであれば、稲葉書記長の別の職場であるウクレレ教室に、ファンを装って文書を届ける理由がありません。

テイケイに公的機関の警備をさせないで
　テイケイ株式会社からの文書送付は常軌を逸しています。テイケイ株式会社は、２０２１年３月までは東京都庁の警備を受託し、今でも豊洲市場をはじめ東京都の関連施設や官庁などを受託しています。労働組合に対する違法行為を繰り返し、テイケイと労使関係のない組合員個人にも執拗に嫌がらせの文書を送り続けるテイケイに、個人情報を取り扱う施設や公共性の高い施設の警備を任せてよいのでしょうか。テイケイが違法行為を改めない限り、テイケイ株式会社には豊洲市場と都営地下鉄の警備をさせないようお願いいたします。

テイケイに直接ご意見を送る場合は→テイケイ株式会社（旧名　帝国警備保障株式会社）
代表取締役　影山嘉昭／高花豊
東京都新宿区歌舞伎町1-1-16テイケイトレード新宿ビル（靖国通り）
TEL03-3207-8511（代表）　FAX03-3232-7404

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大手警備会社テイケイが労働組合に対して「雲助」などと誹謗中傷する匿名掲示板レベルの怪文書送付、社前行動では差別・中傷の横断幕も（プレカリアートユニオン）

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