イオンで働くパートの皆さん、春闘に取り組むパート労働者からの呼びかけ（実績について追記）

イオンで働くパートの皆さん
春闘に取り組むパート労働者からの呼びかけ（実績について追記）

　イオンで働くパートの皆さん
　店舗のパート従業員は最低賃金に近い時給で雇用されていますが、社員に売り場の仕事を教えるのは私たちパート従業員です。
　労働時間が１２０時間をこえようとするときは「長時間試験」を受け面接をします。
　会社は扶養を外して働くことを要求しますが、月１２０時間を超えると長時間だと言い、試験や面接があればしり込みをするため、１１９時間で雇用契約を結ぶ人が多い。
　年収の壁を超えて働けるようにという割には、時給は最低賃金と大して変わらない。
　２０２４年４月２１日から時給は「１１００円」になりますが、扶養控除はなくなり、扶養手当もなくなる。社会保険も上昇。この時給では、長時間働かなければならない。
せめて時給が１５００円を超えれば、小さい子どもを抱えた人も、もっと働きやすくなるのにな。
　イオンは年中無休で営業しているため、店舗で働くパート従業員は、盆暮れ正月もシフトに入ります。
　９時から働く日もあれば、昼頃出社して夜１０時まで働く日もあります。
　これでは売り場の人手不足も解消せず、十分なお客様サービスも出来ないでしょう。
　みんなで大幅な賃上げを要求しましょう。
　Ｉ（組合員）
※扶養範囲内で働くパートタイマーが労働時間を増やすと、扶養を外れ保険料を自ら支払うことになり、手取りが減る、いわゆる「年収の壁」を克服するため、プレカリアートユニオンがイオンリテール（株）に、キャリアアップ助成金を申請するよう求めたところ、会社は同助成金を使って、該当するパート労働者に一時金を支払うことになりました。
　また、ＣＧ２昇格試験をはじめ、パートタイマーからコミュニティ社員への登用のハードルを下げるよう求めていたところ、過去の勤務時間実績に関する条件が引き下げられたり、長時間コミュニティ社員（月１２０～１６０時間）については、一定の要件の下、筆記試験がなくなり、面接だけで登用されることになりました。