プレカリアートユニオンブログ

労働組合プレカリアートユニオンのブログ。解決報告や案件の紹介など。

シリーズ 会社の中のズルいヤツ1「同僚を煽って会社の悪口を言わせて、管理職に告げ口」

シリーズ 会社の中のズルいヤツ 1
あなたの会社にもこんな人いませんか?
名前:上野原渡(仮名)
特徴:調子がよく、金にだらしない。仕事は手抜き。同僚を煽って会社の悪口を言わせ管理職に告げ口する。

 お金にだらしない人はどこにでもいます。ただし、この人、入社したての人や気の弱そうな人、つまり催促しなさそうな人を選んで踏み倒します。「わりい。財布忘れたから飲み代2万円貸しておいて、頼むよ」とか、「ケータイで競馬の予想して買ってるよね。残高あるぅ? 貸しといてよ」と、同僚から金を借りて返さない。寸借詐欺ですよ。
 会社に労働組合ができて、会社から、「組合の様子を探ってくれないかな」「皆に組合に入らないように説得してくれないかな」「協力してよ」と言い寄られたら、「前借させてくれるならいいよ、協力する」と駆け引きします。
 しかしこれ、全然得ではありません。会社にいいように使われているだけなのに気が付かないんですね。自分の労働条件が上がっているわけではなく、仲間を裏切りたおして、自分だけ抜け駆けしようとする。こんなことをしていると、取り返しのつかない労災事故が起きても申請できなかったり、困った時に味方してくれる人が見つからず、結局、職場を辞めざるを得なくなります。
 また、会社から「会社に敵意をもっている人を探してくれ」と依頼されると、まず上野原がさんざん会社の悪口を言います。相手が油断して会社の悪口を言ったらそれを告げ口するのです。こういうタイプの人間は、あなたのことなどこれっぽっちも気に留めていません。気をつけてください。口がうまく、調子がいい。勤続年数が長いので、皆からの信用もある程度はある。でも、納品先でも待機時間を守らずに、「身内に不幸があった」などとして先に納品を済ませて帰っています。楽をしていい目をみたい一方、嫉妬深い。
 こんなヤツに本音を言って会社に告げ口されるより、秘密厳守の労働組合に相談してください。
→TEL03−6276−1024(プレカリアートユニオン)
 info@precariat-union.or.jp
※会社のPCからは相談メールを送らないでください