質の高いケアを実現するための職場環境を語ろう
miniワークショップを開催しました
・専門職として理想を追求するために
介護事業所で働く人たちを対象に、１０月２９日（月）に東静岡にて、PU介護・福祉チームが初の試みをしました。
質の高いケアやスキルを研修等で学び、身につけても、職場で共有できない悩み、実現できない悩み、ありませんか？そんな悩みを感じている皆さんとより質の高いケアを実現するための課題について語り合い、一つの答えとして、クローバー分会の経験を伝えるminiワークショップを企画しました。
県社会福祉協議会が主催する７００人規模の地域包括ケアシンポジウムと同じ建物内に会場を用意し、そのシンポジウムに集まる方々に参加を呼びかけたところ、私たちのチラシを見て５人が参加してくれました。現組合員と合わせて１１名で、職場の課題とその背景について語り合うことができました。
・今しているケアに点数をつけるなら？
理想のケアを１０点とすると、今できているのは何点ですかときいたところ、３〜６点が多く、その理由をきくと、人員不足、理想のケアがどういうものなのか、施設長も先輩たちも理解していない、目指していない、との意見が多くでました。また、これまでのやり方を変えるのが大変、効率が悪いといった考え方が改善を難しくしているのではないか、ということでした。
・労働組合で解決しよう！
そこで、静岡支部クローバー分会では、労働組合に加入して分会を作り、団体交渉を重ねることにより、その課題を乗り越えることができたことを、仲支部長からビデオと体験談を交えて皆さんにお伝えしました。想いを具現化することが大事ですよね、と参加者からご感想をいただきました。
この企画に参加してくださった方とつながり、それぞれの職場を良くしていく仲間になっていければと思います。
