【解決報告&組合員の手記】
茨城県の透析クリニックでパワハラ被害に
退職した同僚と加入し勝利和解を勝ち取った看護師のKさん
私は3年前に茨城県内の透析のクリニックに看護師として入職しました。しかし、私が、入って間もない頃から同じ職場で働く同僚が、上司2人からパワハラを受けていました。
その同僚は、とても辛そうでした。私はまだ入ったばかりのため、なぜ、彼女がターゲットになっているか分かりませんでした。
それと、自分も同じようになったら怖いと思っていました。
■とうとうパワハラのターゲットに
そして、私もとうとうパワハラされていた同僚と同じように、その主任たちから、私だけ皆と同じように仕事をしていても、皆と同じミスをしても自分だけ注意をされたり、嫌な仕事を頼まれるようになりました。
だんだん日に日にエスカレートし、とうとう休みの届出まで、口を挟んでくるようになりました。私の職場は、月に4回だけ希望休が取れることになっていました。
私の母親が大腸癌を患って、ちょうど、5年目の受診と3ヶ月に1回の定期受診が重なり、やむを得ず希望休の4回目以内ではありますが、母の担当医が土曜日に診察をしていることから1ヶ月の間に土曜日に2回休みを入れたことをよく思わず、主任が私を呼び出し、「正社員のくせに土曜日休むなんてどういうこと! それでも正社員か!!」と怒鳴られてしまいました。
私は、母親の病気のことを話しましたが、それでも主任は、「曜日を変えれないのか」、「担当医を変えれないのか」、そして、最後は「病院を変えれないのか」と言ってきました。私は、全て無理だと意思表示をしましたが、主任は理解をしてくれなかったため、事務長に相談したのですが、なんの解決にもならず、それどころか、ますますパワハラがエスカレートしました。
■パワハラ面談の怒りと悔しさで体調悪化
最後には、師長、主任の2人に呼び出され、3対1で面談という名の一方的な私に対するパワハラが行われました。「何年も仕事してるのにミスが多い」、「患者からクレームがきている」など言われましたが、具体的ではなく、彼女たちは透析看護師20年以上のベテランです。その2人自身もミスをしています。
私は、患者さんに対して、何時も誠心誠意で接しています。クレームというのが自分のなかでは信じられず、仲良くしていた同僚に、患者から私へのクレームが来ているか正直に話してほしい、と聞きましたが、そんな話はどこからも聞いてはいないと言われました。
ミスに関して、私は、透析看護師経験は2年半でしたが、主任たちは20年以上の経験者で、それと比べるのはおかしい話だと反論したかったのですが、何も言えず、悔しさと怒りで身体が震えていました。
そして自分たちもミスを犯しているのにも関わらず、それは隠ぺいをしているのです。次の日から体調不良で、職場を休まざるを得なくなりました。
■尊厳否定される発言にも仲間のおかげで耐えられた
労働基準監督署に行っても、何の解決にもならず途方に暮れていましたが、すでに退職していた同僚から、プレカリアートユニオンに加入して、闘って、未払賃金などを勝ち取った人がいるんだけど、一度会って話しを聞いてみないかと言われました。
その同僚と一緒にプレカリアートユニオンに加入し、法人と交渉することにしました。
最初は半信半疑で、大丈夫なのかと思いましたが、ある団体交渉に参加して目の前で迫力あるやり取りを実際に目にし、自分も闘っていこうと決意しました。
そして、自分たちの団体交渉が進むにつれて、相手側が、私の尊厳を否定することを言ってきて、悪くいえば粗探しを毎回言ってくるので、その度に心が折れそうに何度もなりましたが、決して私たちだけで闘っているのではなく、私たちには一緒に闘ってくれているプレカリアートユニオンの人たちがいるとだから、大丈夫と自分に言い聞かせて頑張れました。
そして、後半は、パワハラがあったかどうかの証言や事実に繋がる証拠が必要で、なぜあの時にボイスレコーダーを持ち歩かなかったのかと後悔しましたが、団体交渉で職場のパワハラアンケートをとるよう求め、アンケートの集計によって法人の主張が覆され、和解に至りました。
本当にプレカリアートユニオンに出会えなかったら、今の自分はなかったと思いました。感謝しかありません。
K(組合員)
【解決報告&組合員の手記】
在職中、パワハラ被害に遭ったKさんと共に加入
退職後でも未払賃金と解決金を勝ち取ることができた
まず初めに、プレカリアートユニオンのサポートにより短期間での和解成立を勝ち取れた事に感謝申し上げます。
私は60歳で定年退職後、再就職したのが透析の病院でした。
私が入職した時は、究極に人が居なく昼休憩もままならず、一日中フロアを歩き回り人の悪口などを言っている暇はありませんでした。
■職場の派閥化でパワハラ被害に
秋になり入職者が増え、主任を立て、各委員会を再開した辺りからグループ化し、看護師がコールを取らない、仕事をしない、ミスを隠蔽する一方で、私と友人のミスは小さくても指導と称しミ−ティングに取り上げられ、皆から「公開処刑」と言われていました。
■休職明け、リハビリにも通えず
私が職場の委員長になっても、各委員長参加のスタッフ会議はなく情報共有が難しい状態で、改善していくことは無に等しく、皆がバラバラで仕事をこなしていました。
そんななか、私が大病をし入院4ヶ月の休職をしました。
復帰して、3年ぶりに病棟を開設するのに、経験者というだけで移動され、約束されていた週2回のリハビリにも行けず、事実上左遷状態でした。
その時の冬のボーナスは貰えず、事務長に確認しましたが、休んでたから無い、という返答。「査定期間は働いていたのに……」と、言いましたが「ありません!」でした。
2度程先生と話し合いましたが、並行線で自分の身体を回復させる事が先決と退職しました。退職後パソコンを習いに行きプレカリアートユニオンで戦っている方と出会い友人に話戦う決意を固めた。
■もう一度生命を与えられた思い
私は人がいない時からの状況を全部知っていたため、団体交渉では、自分の言いたかったことなど全て話すことができました。プレカリアートユニオンの方は一つずつ丁寧に説明し解決へ導いてくれ、早期和解になったのだと思い、感謝しかありません。
他の組合員の方の励まし、賃金計算等携わってくださった方々に感謝しつつ、私自身は後遺症も残らず元気になり、もう一度命を与えられたと思いこの春から仕事を再開する予定です。
これからも一人ひとりに寄り添い、問題を解決していく仲間として、プレカリアートユニオンの成長と発展を願います。
本当に有難うございました。
Hさん(組合員)
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