田口運送残業代請求訴訟の先行訴訟について、今日2014年7月25日、東京高等裁判所で原告ドライバーが勝利和解を実現しました!
プレカリアートユニオンの組合員を含むドライバー4人が、田口運送株式会社(代表取締役・田口精一氏/東京都北区)に残業代を請求した裁判(2010年11月提訴)で、2014年4月24日、横浜地裁相模原支部(小池喜彦裁判官)は、原告の主張を認め、同社に2年分の未払い賃金約4300万円と、判決後、同額の付加金の支払いを命じる判決をだしました。同裁判所は、「各種手当てによって時間外賃金を支払ったとはいえない」「待機時間も労働時間」と判断しました。会社は控訴しましたが、本日、地裁判決に沿った内容で、原告が満足できる水準で勝利和解をすることができました。
残る田口運送残業代請求訴訟(その2・2013年5月東京地裁に提訴)と都流通商会残業代請求訴訟(その1・2012年9月・東京地方裁判所立川支部に提訴)、都流通商会残業代請求訴訟(その2・2013年12月・東京地方裁判所立川支部に提訴)も早期の解決を目指し、残業代不払いと長時間労働の温床になる固定残業代・変動残業代制を正すよう取り組んでいきます。
引き続き、ご支援・ご注目をよろしくお願いいたします。
* * *
労働相談は、プレカリアートユニオンへ
〒151−0053東京都渋谷区代々木4−29−4西新宿ミノシマビル2F
プレカリアートユニオン
TEL03-6276-1024 FAX03-5371-5172
info@precariat-union.or.jp※会社のPCから相談メールを送らないでください。